地震と生きること
わたしの今年の漢字は「震」です。今日も少し揺れています。
もう12月ですね。
「振り返り」というキーワードがあったので、今年1年をざっと振り返ってみました。元旦の地震に始まり、あっという間に過ぎていた1年でした。
冬(逃げる)
能登半島地震により避難生活に
地震の影響でマンションの給水管が破損し、部屋が水浸しに。
復旧の見通しも立たず、近所の妹の元に避難し、2か月ほど過ごす。
元日から出勤、そして土日も出勤
残業が終わると水浸しの部屋に戻り、荷物を運び出す日々。
マンションが復旧し、帰宅
余震が続き、大きい家具が怖くなり、冷蔵庫を小さいものに買い替える。
春(学ぶ)
引越しを考え始める
マンションが余震でやたら揺れる(気がする)ので引越しを考え始める。
1週間ほど被災地で働く
布団も冷蔵庫も冷房もない部屋に、マットレス、湯沸かしポット、扇風機を持ち込んでやり過ごす。
冷蔵庫は神器だった、と思い知る。
夏(動く)
ようやく引っ越す
引越しに合わせ、机や椅子も小さく軽いものに買い替える。
冷蔵庫と洗濯機以外は自分ひとりで運ぶ。
秋(整える)
災害への備えに取り組み始める
水や非常食の備蓄、ローリングストックを始める。
食生活を見直す
調味料、コーヒーやお菓子などの嗜好品、外食を減らす。
実家の私物を片付ける
実家の押し入れに眠っていた黒歴史、という思い出の品を処分する。
生きている間のこと、死んだ後のことを意識する
遺言書を書く。
「自分のやりたいこと」を見つめ直し、noteを始める。
そして、今
1年を振り返っている
ようやく落ち着いて、1年を改めて振り返ってみる。
残り1か月、そして来年にやるべきことは何か考える。
来年が平和なことを祈っている
けれど災害はいつどこでも起こることも痛いほど分かっている。
こちらは能登ではないので、地震で大切な人や住まいを失った方に比べたら(比べるものでもないですが)大したことはないのだ、と思います。
ですが、それでも、それなりに痛い目に遭って、だからこそ学ぶことの多かった1年でした。
学んだことは振り返らないと、たぶん忘れてしまう。
なので次回からは「住まい」「食生活」「お金」それから「生き方」などについて、より詳しく振り返りたいと思います。