マウントラシュモア国立公園
私のアメリカ大陸横断車旅 5日目
今日もひたすらコーン畑を走る予定です。だからこそ、せっかくだからここも寄ろうか。という話になりました。
いちおう国立公園だし。
っというわけで、いままで国立公園の売店で見るたびに、でも、そんなに行くこともないだろうな。。なんて思って買わなかったパスポート、今回の旅を記念して買ってみました。
これからいくつスタンプを集められるか、それも私の人生の楽しみにしたいとおもっています。
次男坊との合言葉
は、「ぜひ行きたいとはおもわないけど、途中にあるなら見てこようか」 でした。。 まさにそんな感じの場所だったかも。
そして、そんな感じのニュアンスがいたるところにありました。
例えばこの
自虐ネタ風の駐車料金
$10で、なおかつ1年間有効。。。って。
それは無理だよね。って次男坊とも大笑い。
要するに、政治的な意味合い
がある場所だということも、遅ればせながら今回訪ねて初めて知った次第。ここはアメリカの土地であるという、既成事実の場所ということなのですね。次男坊に教えてもらって初めてしりました。
日本語版のウィキペディアにはあまり書かれていませんが、英語版の方には詳しく書いてあります。
先住民との問題
は、この国でもとても敏感な話題です。
私が住むマサチューセッツ州は「アメリカが始まった場所」と言われていますが、もちろん、この土地にも先に住む人たちがいたわけです。
この問題は、私がいつもPlymouth をご案内するたびにお客様に伝えています。
思い出したこと
半世紀以上生きてきて、自分が子供の頃というか、物心つくころには当たり前の常識のようにおもっていたことが色々かわっていることを感じることが多々あります。
このアメリカ先住民の方達のことも随分刷り込まれたことがあったな、と思い出すのです。
私が初めて先住民の人たちへの強烈な印象を持った出来事は、実は東京タワーにあった蝋人形館でした。そこでは誇張された恐ろしいイメージとしてある儀式を展示していました。
もう閉館されたようですが、こちらのサイトを読まれたら、私が持ったイメージを想像していただけるのではないかと思います。
これ以外にも、私が幼い頃楽しんでみていた「大草原の小さな家」というドラマも、西部劇の映画でもあの時代はまだ画一されたイメージが横行していたように思います。
そして驚いたことに、1980年代の終わりになって私が懐かしさから東京タワーを訪れた時にも、まだその儀式の蝋人形が展示されていたのでした。
今回この国立公園を訪れて、この巨大な建造物をつくられた方々のご苦労に思いを馳せても、その裏にあったいろいろな事実は、今現代にも続いている問題であるのだという認識を強くした次第です。
ちなみに。。。
パスポートを見ていたら発見しました♪
思い出をゆっくり綴っています。