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世界が震撼した「日本のヤバい教育」とは

先日の「うがい薬」の買い占めもそうですが「大阪の偉い人が言ったから」などというやばい理由で「普通」と言われる大人たちが買い占めに走る。

なんかコロナ時代の風物詩みたいにになってきました。

こういった問題を、教育関連事業者は「自分ごと」として捉えることが大事だなと思っています。

こういった「愚かしい買い占め行為」が何度も生まれる原因は、教育にあるという切り口から話したいと思います。


「常識とか当たり前を疑うことが大切だよ」と言葉では言いながら「結局日本の教育は口だけ」というのが、OECDの調査で露呈されました。

色んな国の教育者に「何かを批判するような課題を与えていますか?」という質問を投げかけるのです。

「批判的に考える」というのは「クレームつけようぜ!」みたいな話では無く、提示された問題をゼロベースで考えて「理論的に説明する」という立派な教育ですね。

欧米は批判大国とも言われている通り、この質問に80%くらいの教育者が「Yes」と答えました。

他のアジア諸国も大体50%くらいの人がYesと答えており、OECD48か国の平均は60%くらいだったとの事です。

さぁ、日本はどうでしょう?


「12.6%」


ぶっちぎりで最下位です。もう世界が驚くほど低いんです。

普通に「調査員が数値を間違えた」と考えられて発表が遅れるレベルで、日本の「言いなり教育」は世界に衝撃を与えました。


ちなみに「解決法が存在しないような課題を与えていますか?」という質問でも、ビリから3位だったそうです。

日本より下だった2か国は「チェコとリトアニア」です。

はい、旧共産圏の国です。

うちもスクールの日常会話の中で子ども達に「答えのない問い」みたいなものを投げかけることは結構あります。

これ「非認知能力」を伸ばそうと考える教育者の基本姿勢だったりするので。

例えば「校則ってどんな理由で定められてると思う?」「学校によって、なんで校則って違うんだろうね?」という質問を投げかけると、

結構な割合で子ども達は「習ってないから教えて」と言ってきます笑

もう「受け身」とか「先生の言う通り」が染みついているんです。

そんな子達もスクールに通っているうちに、半年も経てば驚くような変化を遂げ、自主性や難問に立ち向かう姿勢を見せてくれて、毎回泣きそうになるんですが。

たとえ答えにたどり着けなくても、考える習慣を身に付けるだけで、日常の全てが学びに変わっていきます。

日本の教育を、すみっこから少しずつ変革していきます。

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