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「親としてどう生きるか」という選択

『子どもは大人の鏡』

子どもは、批判されて育つと
人を責めることを学ぶ

子どもは、憎しみの中で育つと
人と争うことを学ぶ

子どもは、恐怖の中で育つと
オドオドした小心者になる

子どもは、憐れみを受けて育つと
自分を可哀想だと思うようになる

子どもは、馬鹿にされて育つと
自分を表現できなくなる

子どもは、嫉妬の中で育つと
人をねたむようになる

子どもは、ひけめを感じながら育つと
罪悪感を持つようになる

子どもは、辛抱強さを見て育つと
耐えることを学ぶ

子どもは、正直さと公平さを見て育つと
真実と正義を学ぶ

子どもは、励まされて育つと
自信を持つようになる

子どもは、ほめられて育つと
人に感謝するようになる

子どもは、存在を認められて育つと
自分が好きになる

子どもは、努力を認められて育つと
目標を持つようになる

子どもは、皆で分け合うのを見て育つと
人に分け与えるようになる

子どもは、静かな落ち着いた中で育つと
平和な心を持つようになる

子どもは、安心感を与えられて育つと
自分や人を信じるようになる

子どもは、親しみに満ちた雰囲気の中で育つと
生きることは楽しいことだと知る

子どもは、まわりから受け入れられて育つと
世界中が愛であふれていることを知る

あなたの子どもはどんな環境で育っていますか?


「人間」は、元からもったもの『先天性』と、生まれた後に身に付いたもの『後天性』で構成されます。 

なかでも「人格・性格」は『後天性』の影響が大きいことが、最近の科学的にも認められてきました。

この詩を書いたのは、アメリカ・ロサンゼルス出身のドロシー・ロー・ノルト博士です。

2005年に亡くなるまで、彼女は40年以上にわたって『家族について』の講習や親子関係の研究を続けていました。

ドロシー博士は、この詩についてこう語っていたのだそうです。

「子どもは親を手本にして育ちます。毎日の生活での親の姿こそが、子どもに最も影響力を持つのです。そのことを、詩『子は親の鏡』で表現したかったのです。」

良いことも悪いことも、子どもは一番の見本である『親』を見て学習します。

愛する子どもには幸せな人生を歩んでもらいたい。そのためには、親が自らの行動が子どもの『鏡」となっていることに気づくべきなのでしょう。


僕らは、こういった親の備忘録のような考え方は「子どもにも見えるようにシェアする」ことをおススメしています。

トイレの壁や冷蔵庫に貼っておくだけで、親自身が忘れないのも勿論ですが、子どもたちにとっても「パパとママは、こんな気持ちで自分に接するように心がけてくれている」という分かりやすい愛情表現になります。

スクールでも子供と接するプロフェッショナルとして「どんな風に子ども達に育って欲しいか」という保護者の思いに沿いながら、一人ひとりのこどもを向き合っていきたいなと思っています。



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