心の傷に、気がつくための一歩
「私は傷ついています」
と、はっきり言えたならある意味では気が楽になれるかもしれない
もう自分が傷ついていることを認められて、そこから先は癒していくのみ
方向性ははっきり決まっている
問題は、深く傷ついたことがもう見えない距離や角度になってしまっている時
常識は時に暴力的に自分の認識を遮る
“まとも”でいようとして、自分自身と喧嘩し続けるのだ
物事が色んな角度から見え過ぎて、結局自分が悪かっただけじゃないかと思えることも
自問自答が何も自分を救ってくれないこともある
必要なのは、繰り返し、自分を許そうとすること
“あの時”の自分を、それで良かったと言ってみる
色んな角度から見える問題を、一番自分が楽になる視点からのみ見つめることを許すこと
その視点から見つめながら、しばらく深呼吸を続ける
自分の中の足並みが揃うまで
着いて来られなくなっていた自分が、追いついてくるまで
見えなくなったバラバラになっている方向性を束ねることはエネルギーを莫大に要する
まずはどの角度から自分を癒せば良いのか、方向性をまとめていくことから
だから、自分が楽になれる視点を見つけることは第一歩になる
自分を責めてばかりいた状態が落ち着いて、深呼吸を取り戻せるのはどの角度なのかを、ゆっくりと眺めながら探る
ある視点から現実を見た時に、やっと自分と仲直りできそうだと気がつく時が来る
その視点を忘れない 決して忘れないように、大事にする
現実がバラけて、また大切なことを忘れそうになったら、またその視点に戻ってくる
その角度を思い出すことを、深呼吸と同時に行っていく
癒しの道は、きっとそこからはじまっていく
「私は傷ついている」
と、知ることから
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