5月15日 倉敷 大原美術館
昨日は、朝から蔓延防止~発出時の大原美術館の運営対応についての会議をもっておりましたが、そのさなかに、緊急非常事態宣言発出の報道。
国からの発出、それに基づく岡山県からの要請と、正式な依頼は、このどんでん返しのような状況では、すぐには来ないだろうことを見越し、急遽、関係諸方面とも図ったうえで、大原美術館は、緊急事態宣言期間の明日5月16日(日)から5月31日(月)までの臨時休館を決定いたしました。
GW期間から、この数日の入館者数では採算的に厳しい状況でしたが、開館時間短縮などの方策でなんとか開館を維持しようと努めておりましたが、非常事態宣言となり、ともかく感染拡大防止を最優先としての決定ゆえ、ぜひご理解くださいますようお願いいたします。
閉めると決めましたが、やることは満載。
特に、雇用調整助成金を視野に、少しでも多くの職員は館都合により休暇とするようにしますが、一方で、2週間、すべての業務がストップしては今後の再開がままなりませんので、最低限の美術館活動を維持するために、どれだけの仕事が必要で、そのための勤務体制のやりくりを週明けまでの行います。
場合によっては、業務上の連絡が滞ることがあるやもしれませんが、その点もご理解ください。
私のこれからの2週間もまだ週明けまでは、はっきりしませんが、昨年とはだいぶ様子の違う2週間になると思います。
風が吹けば桶屋が儲かる の言葉が身に染みる、この数日ですが、なにより、2週間で収まることに期待します。