
11月1日~2日 山形
朝8時前。
職場の年に1回の健康診断?があるので、倉敷中央病院予防医療プラザに向かう。
しかし背中には大きなリック。
そして健診が終わると共に、移動開始。
目指すは山形。
理由は、山形美術館での三瀬夏之介君のトークイベントに呼んでもらったため。
https://www.yamagata-art-museum.or.jp/news/topics/5619.html
本番は11月2日(土)だが、なにしろ移動に時間がかかるので前泊させていただく。
展覧会初日で、三瀬君はきった大変だろうから、夕方からは、旧知の山形の方に遊んでいただく。

ほんとに遊んでるな。地元の方といっしょなのは何よりありがたい。
迷わず、美味しいものにたどり着ける。


翌朝のホテルでの朝食も、芋煮。白米も美味しい。

と、しっかり英気を養ってから、雨の中、山形美術館の開館時間を目指して歩き始める。
着いた。勝手知ったる光景。

大原美術館のアーティストインレジデンスARKOに来たのが2007年。
その2年後に山形芸術工科大学の教員として着任してから、早15年。

その間、制作のみならず、学生たちとのコラボレーションも多様かつ活発に行い、どっしりと山形/東北に根を下ろした印象。
そして、今回は、山形美術館開館60周年でもあって、きっとかなり気合の入った展示だろうなと思っていたが、そのとおりだった。
会期は短いのですが、見に行ける距離の方は、ぜひ!

ともかくトークの仕込みのためにもと、10時の開館から、打合せ開始の11時まで会場を熟覧。
そして、だいたいの構成を頭の中で練って打ち合わせを始めるが、気心知れた中だからか、それとも、昨日、ご担当の岡部さんとのトークですでに2時間30分話したゆえに出し尽くしたのか、打合せはさっと終了。三瀬夫妻と岡部さんと昼食へ。
ゲストは、ほぼここらしい地元の名店で肉蕎麦。
冷たいのが通常とのことで、雨の降る肌寒さのなかでも、冷たいのを食べる。
うまい!

三瀬君の仕事については、話し出したら/書き出したらキリがないくらい。
ただ、これまでメンと向かってまじめに絵の事を語り合うこともなかったので(じゃあ!なんの話をしてきたんだ!)、今回だけは、お客さんへの配慮は時間を守るだけにして、ファシリテーションより自分が聞きたいことを聞く。
一種の、親父二人の公開立ち話ではあるが、40名近く、ずっとご一緒いただいたお客様たちも、相応に楽しんでいただけた様子。
翌日の、山形新聞には、ちゃんとこれだけ書いていただいた。

と、旅紀行でも作家論でもなく、ただただ「行ってきました」書き込みだが、それだけまだまだ三瀬君とはこれからも語り合ったり、いつかまとまったものを書くこともあろうから、今回は、これでご容赦を。