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9月4日 岡山市

お昼過ぎから岡山市へ。

目的は、竹久夢二に学術的に迫る「夢二学会」のシンポジウム聴講だが、その前に、アンクル岩根さんのギャラリーでの伊勢崎創展を覗き、そして両備バスのこちらで行われるパフォーマンスを見る。

こちらは令和5年の秋にグランドオープンする岡山芸術創造劇場ハレノワによるもの。
岡山駅、イオンモール岡山、そしてこちらと3か所でのパフォーマンスだが、演じるのは多様な市民の皆様。

ハレノワのWEBページを見ると、もう着実に動き出しているのがわかるが、

https://okayama-pat.jp/

たんに、音楽や演劇の作品が演じられる舞台と客席だけではなく、こうして、多様な市民に働きかけ、その交流や創造の場を提供してゆくホールが、ようやく岡山にも出来ることを実感。

両備バスでのパフォーマンスでは、パフォーマーは確保された敷地での動きになるが、通りすがりの人も含めて、それを見る人たちは公道(歩道)にいったり、通りの向こうからも立ち止まって見る人も出てくる。

当然、交通の邪魔にもなるわけだが、こちらのチームは、地味ながらもさっぱりと気持ちの良い紺色のTシャツをまとったスタッフが、きびきびとそうした観客たちを整理してゆく様に、「かなりやるな!」という感じ。
何と言っても、スタッフの数も多いし、ちんたら余った人出もない。
かなりの現場通。

こういうスタッフ達が作り上げるのだから、なおさら新たなホールへの期待が高まる。

と、パフォーマーさんたちの熱演よりも、スタッフに目が行く悪い癖。

でも、ひとりのパフォーマーさんは、スマフォのカメラを向ける私を見つけて、このあと、床の白い矢印のちょうど先端当たりで、私の真正面でポーズを決める、一般から募った方とは思えぬ度胸の良さ。

そうした自由な動きが、思い切って引き出されているのも、ほんとに気持ちの良い時・場でした。

ほんとに期待しています!

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