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大科学実験のススメ - 「やってみなくちゃわからない」というマインド

Eテレで土曜日に放映している「大科学実験」を子どもと一緒に見るのを楽しみにしている。

知識としては知っている、というような科学的事象を大掛かりな施設を使って実験するのが魅力。

・・・という番組内容については置いておいて、私が好きなのは番組の中で使われる「やってみなくちゃわからない」というフレーズだ。

番組中では実験が一度で成功することは(おそらく)なく、このフレーズの通り、試行錯誤しながら実験を繰り返していく。

番組を見始めてから、このフレーズが子どもとの共有ワードになった。

「できない!」という気持ちとの戦い

勉強にしても、運動にしても、子どもが新しいことにチャレンジをしようとしてやめてしまう時によく使っていた言葉が「できない!」だ。

(その時の気分にもよると思うが)少しハードルが高いことに対してすぐ諦めてしまう。

なだめたりすかしたり、別のやり方を提案してみたりするものの、精神的に諦めてしまったものをもう一度持ち上げるのはなかなかに辛い。

そんな時に出会ったのが、大科学実験の「やってみなくちゃわからない」というフレーズだった。

習慣的に番組を見ているうちに、この言葉の意味が何の説明もなく子どもの頭の中に入ったように思う。

マインドは上の子から下の子へ

新しいことへのチャレンジに萎縮しそうになったとき、子どもと一緒に「やってみなくちゃわからないよね」と言ってみることが習慣化している。

面白いのは、上の子が下の子を励ます時にも「やってみなくちゃわからないよね」と声を掛けていることだ。

下の子がこの言葉の意味をどれくらいわかっているかは全く不明だし、上の子がどういう気持ちで伝えているかも不明だが、二人ともにチャレンジを恐れない気持ちが浸透すると良いな。


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