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親の誘導に釣られない3歳児

子どもの意思はできるだけ尊重するべきだと思うが、子どもの思うように任せているとよろしくないことは沢山ある。

下の子(3歳児)でいうと、片付けをしない、野菜を食べない、あたりが件数としては多いだろうか。事案としては大したことはないのだが、ケースとしては枚挙にいとまがない。

気まぐれなので、指摘すればすぐに「うん」と答えてくれるときもある一方で、そうでない時がなかなか手強い。

空回りする作戦

そんな時に使う、「うん、うんと連続して言わせて、その勢いに任せて言うことを聞いて貰おう作戦」がある。

のだが、下の子はこの作戦に引っかからないのである。(やや卑怯な作戦であることは自覚している)

私:にんじんが残っているよ、食べようよ。
子:やだ。食べない。
私:にんじんさんが泣いているかもしれないよ。かわいそうだよね。
子:うん。
私:食べてあげると喜ぶかもしれないね。
子:うん。
私:にんじんさんが喜ぶと嬉しいよね。
子:うん。
私:じゃあ、食べよっか。
子:やだ。食べない。
私:!

「この子は人の意見に流されず自分でモノを考えているな、よしよし」と言う親バカ思考をしつつも、どうやってにんじんを食べてもらうか、その頑固さにため息をつくのであった。



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