最近の関心領域
ノンフィクションを選ぶ時の基準はまず当然「おもしろそうかどうか」だけど、おもしろそうかどうかの元になるのは「自分自身の興味関心」だろう。音楽を演奏したり作曲する人なら音楽系のノンフィクションが気になるだろうし、絵を描いたり彫刻をする人ならアート系の本が読みたくなる。
軍事系の情報を得るのが好きな人は戦争や特殊部隊などの本を中心に読むだろうし──と、本の選定はまず「個人の関心領域」によって出発する。個人の関心領域がはっきりしている人もいるし、はっきりしていない、あるいは自分の興味・関心の領域がよくわからないという人もいるだろう。
別に無理して興味・関心の領域を広げる必要はない。まったくないならないでいいし、狭い興味・関心の領域をひたすら深く掘っていくことにも意義がある。しかし、自分の興味・関心の領域がどのようなものであるのか、その輪郭を見えるようにしておくのは重要だろう(とはいいつつも、興味・関心領域をぼやけさせたままにしておいたほうがいいこともあるきもするが)。
というわけで自分の興味・関心領域を時々頭の中で描き出しているのだけど、最近は何でもClaudeにやらせているので、対話しながら洗い出して図として出力させていたりする。最近の興味・関心の領域はこんな感じ。
これをみてだからなんだとかいうこともなく「ふ〜む」ぐらいしか感想は出ないけれど、頭の中の整理には役に立つ。いっぱい項目があるようにも見えるが、よくみるとずいぶん抜け落ちていることもあるし(たとえばさっきの例でいえば音楽やアートは完全に抜け落ちているし、社会問題系の層も薄い)、僕はこれは興味・関心が狭い方なんじゃないかとも思う。
人によってこういうマップも全然異なるものになるだろうな。
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