Atari2600:CrystalCastles
ゲームタイトル:CrystalCastle
販売:Atari
種別:サイドビューアクション
発売年:1984年
カートリッジID:CX-26110
1.ゲーム概要
本タイトルは1983年のAtariのアーケードゲーム「CrystalCastle」のAtari2600への移植版である。ざっくりストーリーを説明すると、主人公のくまが闇の魔法使いの城に転送されてしまったため、内部の宝石を回収して城からの脱出を目指すというもの。全4ステージ。
ゲームを起動するとタイトルが表示される。非常にシンプル。ジョイスティックのボタンを押すとゲームが開始される。
ゲームを開始すると城に転送される。グラフィックはほぼシルエットのみで、アーケード版とは当然大きく異なる。まぁ、ギリギリわからなくもないグラフィックという感じ。。。
ゲーム開始後はステージ内の宝石を回収していく。ここでの操作が若干癖があり、直感的ではない操作となる。ステージの通路に傾斜があることが原因に思えるが、斜めに入力しても斜めに進まなかったり、横に入力しても上や下に移動することもあるため混乱する。ステージの構成的には実は正しい動きだったりもするのだが。。。
宝石がエリア上からすべてなくなれば、ステージクリアとなる。すべて回収が条件ではないのは、敵も宝石を回収してしまうためである。ハイスコアを狙うには極力多く回収したい。
ステージ上には城に現住するモンスターが徘徊している。こいつらが宝石を持っていってしまうのだが、このモンスターに接触してしまうと残機が失われてしまう。なお、接触時主人公が昇天するアニメーションが入る。
ステージ上に帽子が出現することがあり、これをかぶると一定時間無敵となる。ただ、意外と効果時間は少ない。
無敵以外にもボタンを押すことでジャンプが可能なので、対面の敵を躱すことは可能。ただ、敵が密集している場合は非常に難しい。
残機をすべて失うとゲームオーバー(当たり前)。
2.総評
★★★☆☆
まず、元のアーケード版とはかなり異なるゲームになっている。元のゲームはかなりスピード感もあり、とても立体感があった。本タイトルはVCSへの移植が難しいということもあったかもしれないが、それはそれとして移植作品という意味では結構厳しい出来である。ただ、アーケード版とは異なるゲームという前提で考えれば割と遊べるゲームでもあるので、ドットイート系の凡作といったところだろうか。
以下プレイ動画
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