【冬季五輪シリーズ】ATARI2600:ICE HOCKEY
ゲームタイトル:ICE HOCKEY
販売:Activision
種別:スポーツ
発売年:1981年
カートリッジID:AX-012
1.ゲーム概要
ICE HOCKEYは1981年にActivisionよりリリースされたスポーツゲーム。
コンピュータと対戦する標準モード、対人戦、前記各モードの高難易度版の合計4つのゲームモードが実装されている。
実際のアイスホッケーは各チーム6名で行うが、ATARIのハード性能の関係から本ゲームではキーパー兼プレイヤーの各チーム2名で行うことになる。
ゲーム内容としては3分の制限時間内に最も得点をゲットしたチームが勝ちというもの。短時間ではあるが、フィールドの広さやプレイヤー人数を考えるとゲームテンポ的には妥当な時間。
ゲームを開始するとパックの奪い合いが始まる。パックはスティックの先端に触れさせることで吸い付き、そのままパックを確保した状態でプレイヤーの移動が可能。それぞれのプレイヤーの操作権の切り替わりはパックとの距離で切り替わる。なお、動くキャラクターは敵味方共に一人のみであるので、操作中は片方のプレイヤーはフリーズする。
パックはジョイスティックとボタンの組み合わせで32方向に飛ばすことができる。ただ、そもそもATARIのスティックだと微調整は難しいので、大雑把にゴールのある方向にスティックを合わせて飛ばすことが多い。ゴールさせると1ポイント獲得。
プレイヤーが転んだ状態
敵からパックを奪う際は直接パックを狙う方法と、敵にタックルを与え転倒させてパックを奪う方法がある。この方法は、ゴールキーパーの際にも有効。
時間切れでブザーが鳴り、キャラクターがフリーズする。特に勝利描写などはなく、スコアで確認する。
2.総評
★★★☆☆
ハードスペックの制限により、実際のアイスホッケーとは大きくかけ離れたゲームになってしまっているが、意外と熱中するゲームであり、特に対戦は酒を飲みながら友人などと行うと盛り上がりそうな印象がある。操作もすぐ慣れるので、万人におすすめできるゲームである。
以下プレイ動画