夜逃げしました、

スキ、ってハートが色付くとわたしの拙い声が届いてるんだなあと涙が出そうになることを知りました。ひとりぼっちじゃないのかも、芙蓉です。

noteの「初めての使い方」みたいなページに毎日書こう、継続が大切ですよ、みたいなことが書いてあったので、今日も何か書きたいと思います。

タイトル通りですね、夜逃げのお話をしますと前回書きましたので、今日は夜逃げのお話をします。


Wikipediaさん曰く
夜逃げ(よにげ)とは、夜中にこっそり逃げるように引越しを行うことである。


なるほど。借金なんかから逃げる場合以外でも使える言葉なんですね。使い道の多い言葉。まあ使うことなんて無いと思ってたのですけれど。

逃げた身なので、いつとかどことかは暈しますが、わたし、なんと夜逃げをしました。言葉の綾では無く、文字通りの、そう、夜逃げです。
こそこそと荷造りをして、こっそりと運べないものは捨てて、さささっとバレない様にお引越しってやつです。
令和も2年になる文明社会の只中ですが、やればやったなりに意外と出来るものですね。びっくり。

さて、それでは、芙蓉の逃げ講座〜(?)

必要な協力者としては
・わたしの味方の大家さん
・時間厳守の引越し屋さん
・即日入居可の引越し先
(※事情を理解して下さってるとなお良し)

因みにわたしは「お引っ越し屋さん」では無く「何でも屋さん」みたいな方にお願いしました。
引っ越す事がバレてしまったら元も子もありませんから、逃げたい相手の居ない○○時〜○○時の間に荷物を積み込んで、元の家から離脱しないといけません。これは絶対条件です。

これがなかなか、大手引っ越し業者さんにお願いするには厳しいものがあります。お引越しをお願いしているのは、わたしだけじゃあないですからね。でも、到着や出発時間がズレたら終わりです。
あと単純に普通の引っ越し屋さんはお高いので、お財布が自由じゃないと正規の方法はむつかしいと思います。ここ重要です、「お財布が自由じゃないと、とれる手段は減ります」ええ、とっても減ります。

あ。お引越しとなると住民票を移すという避けて通れないものが出てきてしまいます。
手紙類の転送手続きもしておかないと、逃げた後に届く手紙を使って住所を割り出されちゃ意味がありません。(結構簡単に出来ちゃうんですって)
でも、困ったことに親子や夫婦だと、戸籍なんかを請求された場合、こっちの現住所までね、その紙に自動で記載されてしまうんですよ…やめてえ…。

と、言う訳で一手間どころじゃなくとっても手間が掛かりますが、身の安全には変えられません。逃げるのとほぼ同じタイミングで引っ越し先のお役所の記録課へ出向いて「支援措置」を申請しました。
支援措置については、また今度書きます。辛かったので、とても。

逃げ当日の簡単な流れ
09:00   逃げる原因の出勤と勤務開始を確認
09:15   何でも屋さんと友人の到着
11:00   積み込み完了/大家さんに粗大ゴミを依頼
11:30    トラック出発

文字にするとあらまあ呆気ないものです。
因みに、逃げる原因が早番の場合、12:00がお昼休憩スタートなのでタイムリミットはここでした。

警察からの助言もあって、全ての連絡手段を一回で断つと、取り返しが付かない事態が起こるときに前触れが分からなくて危ないんだそうです。
なので、LINEだけはそのままにしてます。
今でも連絡がきて辛いですが、仕方ないんですって。


しんどいな、普通に生活したいなあ。
次は支援措置か逃げる原因のお話の予定です。

2020,02,02
ふゆ

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