
元業者目線!不用品回収の見積金額を安くするテクニック10選
初めまして。
タイトルの通りですが、これを見ておけば不用品回収の金額を必ず相場より下げて依頼する事ができます。
なぜそう言えるのでしょうか・・・??
それは、私が業者側として「ボッタくり」をしてきた経験があるからです。
その経験があるからこそ、ぼったくられない(&相場より安くする)方法が分かるのです。
ではまず本文前に、簡単に自己紹介させてください。

時期もバラバラで独立する前に働いていたのはアルバイトという立場ではありますが、実際に見積もりをしていた経験がありますので、かなりリアルな情報になっていると思います。
せっかくたくさんの業者があってどこに依頼するか選択肢が多いのであれば、業者選びに失敗してほしくないと思い記事にしました。
今後、不用品回収を依頼しようと検討されている方に参考になれば幸いです。
⭐️ 結論:不用品を安くするテクニック10個
❶ 出来る限り分別しておく。
❷ 家庭ゴミを出しておく。
❸ 電話だけでなく現地見積りを依頼する。
❹ 概算は電話ではなく写真で依頼する。
❺ 当日回収は希望しない、と伝える
❻ 全ての費用が込みか確認する。
❼ 細かい割引条件を確認する。
❽ 相見積もりを取る。
❾ 業者に対して予算を明かさない。
➓ 相見積もりの際に他社金額を明かさない。
細かい部分は一個一個説明していきます。では、早速見ていきましょう。

これが出来ない、面倒だから依頼しているんだよ、と言うかもしれませんが分別はそんなに難しいレベルでの事ではないです。
下記の写真をご覧ください。

一般目線からしたら、一袋にまとめれば分別なんて必要なさそう。と思うかもしれませんが、
業者目線で言うと、「鉄」「木」「廃プラスチック(後述有)」「その他家電」
のように、細かく分けないといけません。
回収業者は、その場では分別せずに倉庫に持ち帰ってから分別します。
その時の分別作業が面倒なのと時間がかかるため、料金をかなり上乗せしてくると思います。
とてもシンプルな事なのですが、面倒な作業だから費用がかかるからです。
作業するスタッフも同じ人間ですので、面倒と思う気持ちは同じかと思います。
反対に、ある程度分別されていれば、倉庫に持ち帰って分別する必要がないため、見積もりスタッフも面倒だと思わず優しい金額になる事が多いです。
ここは、ロジックというより見積もりスタッフの気持ちの部分ですね。

地域によって家庭ゴミの定義は様々ですが、共通しているのは
「家から無料で捨てれる物」です。
よくある例で言うと、このように袋に詰まってしまっているゴミの事を言います。

実はこれ、業者からしたら、一番費用がかかる物なのです。
昔の体験です。
私が「1袋1,000円するんで、パック料金に追加でOOO円ですね〜〜」と見積もりした時に、
「家で無料で捨てれるのになんでそんなに高いの???」と言われた経験があるのですが、これはボッタくりでもなく実際にかかってしまうのです。
なぜそんなにかかるのでしょうか??
あれらのゴミは、回収した後に分別し、「廃プラスチック」というジャンルとして業者がお金をかけて処分します。

業者側からみた場合、手間代金も考慮した上で、捨てる時にかかる費用の10倍で見積もりしますので、
お客様に提示する時は、大体1キロ1,000円で提示します。
では、1袋に1キロ入ってたらいくらになりますか??
そうです。1袋1,000円かかってしまうのです。
家庭ゴミは本当に勿体無いです。家でしっかり捨てましょう。

まず、不用品回収の見積もりには3パターンあります。
1 写真見積もり
2 電話概算見積もり
3 現地見積もり
1と2が手軽で一番良い気がしますが、業者からしたらボッタくり要素満載です。
1と2の見積もりでは、現物を見ないと正確な見積金額が分からない事を言い訳に、かなり安めに伝えて、いざ当日回収日に2~3倍の金額を提示するというやり方が、業界の鉄則なのです。
例えば、
「テレビ、ソファ、棚二つだといくらですか〜」と聞かれたら
「年式にもよりますが、1万円くらいでできますよ!ただ最終的には現地見積もり次第です!」と伝えます。
いざ回収日になって現地見積もりの際には、
「これはもう処分費用がかかる年式ですね〜。ソファも再利用不可です。全部で35,000円ですね」
のようなロジックで金額を釣り上げて提案します。そして、その金額でしぶしぶ納得してもらって作業するというのがお決まりの流れなのです。
実物を見ないと正確な見積もりが出来ないのはそうなのですが、電話概算を信じすぎると当日に痛い目をみる事になるのです。
なので、必ず現地見積もりを依頼するようにしましょう。

回収日までに現地見積もりが出来ないという方もいると思います。
その場合、電話での概算で済ますのではなく、必ず写真を送るようにしましょう。
また、物の写真だけでなく、年式もそれぞれ撮って送ると業者のボッタくれる理由も消せるのでオススメです。
細かいことは、3で書いてある事の通りですので、ここはこれで終わりにします。

これはかなり重要です。
不用品回収は相場があいまいな業界なので、見積もり金額はスタッフのさじ加減で決まる事が多いです。つまり、見積もりする人のノリで提案されます。
当日回収で予約してる人の案件だと、押せばその日に回収できると思わせてしまっているので、見積もりスタッフに変なモチベーションを与えてしまいます。
高めに見積もり提示して勢いでそのまま契約させてやる、とノリノリのスタッフがやってきますので、もしその場で回収しても良いと思ってたとしても、電話予約時にわざわざ言う必要はありません。
反対に、当日回収は無しと分かってる案件であれば、かなり妥当な金額を提示する事が多いので、あえて電話の時点では、「当日出すつもりは無い」と伝えておいた方が無難かもしれません。

悪どい業者の中では、現地見積もりしてから、何かしらの理由をつけて更に金額あげてくるような会社は、令和でも存在します。
実際に、そのような業者の被害にあったと言うお客様から問い合わせを頂いた事もありました。
特に、消費税は要注意してください。
「全て込みですよ」と言ったにも関わらず、作業終了後に追加する事が多いです。
実際、消費税という名目であれば、言われてしまったら断りづらいですよね。
そう言ってる私も何回もこれで上乗せした事があります。
なので、作業を始める前に必ず追加費用がないか確認するようにしましょう。

私が見積もりをしていた時は、よく下記のような追加項目を加味した上で見積もりをしていました。
「ベッドの分解に時間がかかる」
「一階エントランスまでの距離が長い」
「マットレスの搬出に二人必要」
「部屋がそもそも汚い、分別されてない」
また、それぞれの項目の費用をわざわざ説明する訳ではなく合算で説明します。
合算して提示された金額をきいて、お客様の中にはそこから下がらないと思う方も多いのですが、実際は、「何をすれば安くなりますか??」とシンプルに聞いてもらえればそれぞれの項目を説明しますし、安く出来ます。
例えば、以前あった話ですが、引っ越し後の残地物回収の時の話です。
部屋からの搬出でベッドの解体が面倒であったので、相場の2倍ほどの金額を提示しました。
明らかにお客様の顔色が悪くなりなんでそんなにするの???と、怒り出したのですが、奥様?が止めに入り、結局その金額で依頼を頂きました。

この話で伝えたい事は、高くなる理由が何かしらあるのだから、シンプルに聞いて貰えば説明して安くするのに。という事です。
何かしら部屋や物の状況が変われば確実に安くできます。
とにかく、「何をすれば安くなりますか??」と聞いてみてください。提示された金額を丸呑みしてはいけません。

意外とやらない方が多いのですが、不用品回収のような定価があいまいサービス業に関しては、相見積もりが安くするために最も重要な事と言えます。
これまで解説したような事に気をつけながら2~3社を呼んでみてください。
3社呼べば相場や相談に乗ってくれそうな業者が見つかると思います。
ここで唯一気をつけて欲しいのが、相見積もりを取ると言う事を最初から言わない事、もし聞かれた場合取るかもしれないとだけ伝えておけばOKです。
業者によっては相見積もりと分かった段階で、最初から案件を取るつもりをなくして、嫌がらせで相場より高めの提案をする事があります。
これをされてしまうと、相見積もりをしたけど結局相場より高い見積が揃ってしまうという事になりますので、必要がなければ相見積もり取る事は言わない方がいいかもしれません。

これは比較というより当日の会話の中での内容ですが、たまに予算はいくらですか?と聞いてくる業者がいます。
いくらかかるか分からないから見積もりをしているのに、予算を聞いてくるって意味分からないですよね。笑
じゃあ聞く側の理由はなんでしょうか?
それは、お客さんの予算が自分たちの考える見積もりより高かったらそこに合わせて見積するからです。
業者側の心理としては、本来なら3万で見積もりしようと思っていたところ、会話の中でお客さんから5万以内で捨てられたらなぁというのを聞き出せたとしたら、見積もりスタッフは6万円で提案してくると思います。
そこから、1万円値引きしますよ的なトークで最終的に5万円に持っていくのです。
では、逆に予算を安く言うのはどうなのでしょうか??
明らかに安すぎる予算を言うと業者側も相手にしてくれなくなるので、そこも言わない方が個人的にはいいかなと思ってます。

ここの内容は、9とほぼ一緒なので追加補足になります。
言わない方がいい理由はもう伝わっちゃってますよね???
そうです。他社の金額を伝えてしまう事で、相場ではなく他社の見積もりに合わせた金額になってしまうからです。
当日の見積時はもちろん、電話予約の際も気をつけましょう。
もしこのような問い合わせが来たら、スタッフの間で「この案件電話時点で他社10万って言ってたので9万前後でなら取れるよ〜」と話題になっているでしょう。
定価の無いサービスですので、そもそも定価を作ってしまうのは危険な行為なのです。

私自身もまだ不用品は数人で細々と続けておりますので、他社より確実に安くやりたいという方はご連絡ください。
これまでも説明してきましたが、不用品回収は定価がないサービスなので、安くやろうと思えば安い業者を探す事が可能です。
もし、他社さんの見積書を高いと感じた、相見積もりする時間が無いから確実に安くやってくれるところを探している、という事でしたら力になれるかと思います。
一つ言える事として、以前私が勤めていた様な企業でのイジワルな見積もりやズルい方法は使いません。適切な方法でサービス提供させて頂きます。
LINEで写真送ってもらえれば、見積もり可能です。もちろん、金額を聞いてやっぱりやめるでも構いません。ご気軽にご相談ください。

こちらのnoteが参考になりましたら幸いです!
読んで頂きありがとうございました!