さえぎるな言葉!
持っている谷川俊太郎の詩集から。
谷川俊太郎が亡くなった。
衝撃だった。
いつかはと思ってはいたが
堪えた。
朝トイレでネットニュースをみて
崩れ落ちた。
夫にすぐ伝えた。
「谷川俊太郎が…私、仕事行けるかなぁ…」
思い出がありすぎて…
空を見るだけで泣ける。
通勤で歩いているとき空を仰いで泣いた。
小学校の図書館の「どきん」の表紙の四角い顔。
中学の合唱コンクールで歌った「春に」
ののはな、かっぱ、いるか
何度も読んだから覚えている。
「生きる」
兄が朗読してたのが、気に入っちゃって
小学校低学年だったくせに
背伸びして何度も読んだ。
「すべての美しいものに出会うということ」
「人を愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ」
「朝のリレー」「二十億光年の孤独」「埴輪」
幼い頃の思い出に
谷川俊太郎がいる。
図書館のどこに
谷川俊太郎の本があるか記憶している。
子どもの頃のお気に入りだった。
「スイミー」「フレデリック」「まるまるまるのほん」
谷川俊太郎の翻訳だ。
何度も読んだ。
子どもにはフレデリックの服を買って着せた。
まるまるまるのほんの「クリックしてみて」の訳
さすが谷川俊太郎だなと思っていた。
とても楽しい絵本で子どもたちのお気に入りだった。
チャーリー・ブラウンの言葉
昨日も書いたが私にとって手は
とても重要なものである。
このすぐに震えてしまう「手」に
誰よりも憧れを感じているし可能性を感じてる。
手のぬくもりは自分も相手も変える力を持っている
と信じている。
重松清さんのロング・ロング・アゴーの
「チャーリー」も思い出した。
PEANUTSの翻訳も谷川俊太郎だ。
小2の私はウッドストックに夢中だった。
よく絵を描いていたな。
幼少期のキラキラした思い出に支えられて生きている。
谷川俊太郎さんの詩は
私の幼少期にさらなる彩りをくれた。
泣けて泣けて仕方がないのだ。
つい普段はプライベートなことをあまり話さない
職場の人に泣きそうになりながら
言ってしまった。
「谷川俊太郎でこんなに辛いのに
本当に身近な人が亡くなったら私…どうなるんだろう」
谷川さん本当にありがとうございました。
もしかしたら私の初恋の人かもしれないです。
初めての推しでした。
これからも私の中で生き続けます。