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【OW2】精神的優位の大切さ


みんな、初めまして。OW2をやっている至って普通のプレイヤーの風船バロンという者だ。そうだ、最近増えているジャンクラットって言うボマーに気をつけろよ。🫱 ̖́-(ポンッ)
あいつは手強いぜ。

さて、今回は精神的な優位がいかにOW2に置いて大切か、自分のパフォーマンスを落とさないための心構えを教えていこうと思う。

初めに

OW2はゲーム中、常に様々な負けの要因、勝つための要因に気を配らないといけない。
『    どのヒーローが来る?相手の攻め方は?
                         高台にアクセスされやすいか?
 ダイブポークラッシュ?
    あいつ結構AIMいいから甘えたピークは禁物だ
                             こっちのチームの弱点は?
相手にボールがいるのか、孤立するのはまずいな…
      相手のULTをどういなす?
シナジーがあるULTは?
          どう戦ったらこっちは強い?              』
等色々頭の中で浮かんでくる。
格闘技の選手が常にステップを踏み、次の回避や攻撃等の行動にすぐ移せるように、OW2でも常に思考のステップを踏んでいないといけない。
今回は「こういう時はこうしましょう。こういう準備をしましょう。」なんてことを伝える訳ではなく、ステップを踏む上でいつの間にか床に散らかっている思考のゴミの正体を伝えていく。これがパフォーマンスを落とさない方法に繋がってくる。

思考のゴミ

余程の体調不良では無い限り、ゲームをプレイしてすぐは脳の中はスッキリしていて、ゲームに集中出来ている。腕の疲れはないので弾も当たる。敵が何してくるのか考えれるし、味方のしたいことも何となく分かる。気をつけるべき事が分かる。
自分のすべきことに集中出来る状態ならそれで良い。
それはちゃんと脳の中で思考のステップを踏めている証拠だ。

しかし、ずっと一定の調子を保つことはとても難しい。ゲームをプレイしてる時間とともに少しずつ脳の中が散らかってくる。
それは徐々に溜まる疲れや、ストレスが主な原因だ。
「あんなに頑張ってめちゃくちゃキャリーしてるのになんで負けんだよ!!」
「また、負けか…」
「『SUP GAP』!?コイツ何も分かってない!!」
「やべぇやべぇ勝たなきゃランク落ちちまう…!」
感情の揺れ幅が大きいほど大きなゴミが溜まる
ストレスや焦り、不安。内容は様々だ。
こうなるとパフォーマンスが著しく落ちる。
それが引き金となって更に、気分が悪くなる。
気分を害し焦ったりして自分だけ孤立した動き等をしてしまうと、徹底的に狙われたりもする。相手からしたら分かりやすいエサがいるのだ。
そして連敗。
気分はどんどん悪くなる。
まさに負のスパイラルだ。

知らずの内に自ら負荷をかけている


この精神状態こそ
”ティルト”だ。

全ての元凶、ティルト

ゲームをプレイする上で知らず知らずの内にバッドステータスにかかっている。
主な現れ方が
・いつも出来ている事が出来ない。
・普段しないようなミスをする。
・怒りで動きが単純になる。
・勝てないと思い込み大胆なプレイが出来なくなる、セーフティすぎる立ち回りをしてしまう。
・意表を突くプレイばかり狙ってしまう。等々

攻撃的になる事も、防御的になりすぎる事も、これらの原因は大抵ティルトにある。
ティルトとは簡単に言うと、【100%ゲームに集中できていない精神状態の事。また、通常よりもパフォーマンスが下がっている精神状態。】の事。
先程から言っている思考のゴミのせいで自由に動けない状態のことだ。

敵への怒りや、味方への失望
自身への不甲斐なさ等が気になって
勝利へと集中出来ていない。

ティルトの恐ろしい所は自覚症状が現れづらい部分にある。
ティルトの事を全く知らない人では猶更気づかない。
よくOW2を画面共有で見たり、連敗時のリプレイを見返すと、不幸が重なったりしてティルト状態になり、別ルートの択もあるのに毎回同じチョークポイントから出ようとしてしまったり、エリアが不利な状態のまま無理やり通ろうとしてウェーブに負けたり、相手の斜線を全く気にしない動きをしたりしてしまっている。
普通にプレイしているはずなのにいつの間にか動きに柔軟性が無くなっていたり、体を晒しまくって打ち続けるという簡単なミスをしてしまうのだ。
冷静になって見返すと、一旦高台の敵をどかして、それから始まりだったな…とか思ったり、普段ならこんな道のど真ん中で打ち合わないのになんでこんな体晒してるんだ?と思うだろう。
常に冷静になるように努めればこういったミスは減っていく。
普段のプレイを思い返し、「今、もしかしてティルトしてるのか?」と気付き、一旦冷静になろうと心を落ち着かせることが大事だ。

今誰がゲームをプレイしてるのか。
自分か?ティルトか?
体をティルトに支配されたら一刻も早くティルトに気付き、冷静になってティルトから体を奪い返すんだ。

勝率を落とさない為に

オーバーウォッチのランクを1戦だけそこに全てを捧げてプレイする。みたいな人は今まで見た事がない。
人によってプレイ回数は違うと思うが5戦やったり10戦やったり複数回やることが多いだろう。
その中でなるべく高いパフォーマンスを維持し続けなければならない。
自分が10戦以上やって疲れていたとしても、相手も必ず10戦以上やってきて疲れている敵が来るわけじゃない、今日初めての試合で体力気力共に全開の相手が来るかもしれない。
そんな相手に、ティルトして動きや思考がガタガタの状態のプレイヤーが勝てるだろうか?もちろんチームゲームなので全くの0は無いだろうが、勝率は一気に下がる。

この表を見てからは対戦では常に意識してる

どれだけ優れたプレイヤーでもティルトして動きが悪くなると、所々に”隙”のようなものが生まれる。
どんなに優れたプレイヤーだとしても、よっぽどの差が無い限り下克上は起きる可能性はあるのだ。
普段なら負けない相手にミスをして負けて、それがチームの敗因になるのは非常にもったいない。
その為にティルトしないように心がけなきゃいけない。
だとしても図のようにDの超上位プレイヤーが調子が悪く戦闘力が下限に落ちてもEの下位プレイヤーに負けることは無い。

なぜ?それはティルトしていたとしても、覆しようのない力の差があるからだ。
それはどれだけ調子が悪かろうと見に染み付いたエイムだったり、思考しなくても癖でウルト管理や動きの理解度が高かったり、構成の理解度の差でどのヒーローが刺さるかどう動いたら良いか、が分かったり。
そのような普段の積み重ねが筋肉のように少しずつ強靭な力を身につけていく。
だから自力を地道に伸ばすことはティルト対策の一つとしてとても有効だ。地道こそ、近道だ。

ティルトをしなくなる方法は無い。
ティルト感情によって起こる現象であり、人間から感情を消すことは出来ないからだ。
だから上手な付き合い方をしなければならない。
疲れたら休む。水を飲む。気分転換猫ちゃんの動画を見たり癒されるのもいいだろう。1分とかじゃない、出来れば5分。怒りが収まってなければもっと摂る。

最後に

今回はOW2のミクロやマクロのさらにその外側、プレイヤーの精神面について簡単に説明してみた。
ティルトという存在をしっかり知ることで、既にティルトの対策になるので今回の内容を頭の隅に置いてプレイして欲しい。
今後はメンタルケアの方法等を書いて行こうかなと思っている。








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