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終戦記念日に。

終戦記念日の女優の渡辺美佐子さんの新聞のインタビュー記事をよんで。戦争当時、ちょうど、息子たちの年齢だったとのことで、親の気持ちで読んでしまった。

いつもおなかがすいて、ふらふらしていた女の子。
1日のたべものは、
ある日は、煎った大豆一握り。
ある日は、「ふすま(小麦の外皮)」のおかゆ。
ある日は、空襲で焼けたお米。母がといでもといでも黒い水がながれる。

必死でかき集めて、
こどもたちに、
そればかりのものしかあたえることができなかった渡辺さんのご両親はどうだったのだろう。

気がつけば足りないものばかりを探してしまうけれど、
子どもに、おなかいっぱい、食べさせられる今は、本当に幸せなことなのだろう。