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カレー色の日常

やってしまった。。。

今日こそ家の片付けをしようしようと心に決めていたのに。取り敢えず家に帰り自炊しなければと思い一直線に家に帰ることを心に決めていたのに。

選ばれたのはCoCo壱でした。

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突然ですが、前の職場はえらく古臭い慣習が続いている企業でした。昼食はみなこぞって同じ店の出前・お持ち帰りを取ることがルールでした。当時一番下っ端だった僕(19)はよくCoCo壱にお使いに行きました。

幼稚園の頃お父さんは僕をよく吉野家、すき家、CoCo壱に誘ってくれました。当時ラーメンにハマっていた僕は全く牛丼やカレーは食べたくなかったけれどお父さん(以下F)と一緒にどこかに行ける!!その欲に釣られて僕はB級グルメチェーン店によく行きました。連れて行ってもらう度にFが特盛を頼むから、真似をして僕も大盛りを頼み毎度毎度泣きそうになりながら口一杯に丼物をはこびました。今となっていい思い出ですが、当時は本当に辛かった...これをB級グルメのハラジャック事件と呼びましょう。

またまた話が逸れましたがそういった訳で必ずお腹に強烈なストレスを与えてくれるCoCo壱カレーをそれ以降毛嫌いしていた僕でした。

しかし、初めて出前を頼みCoCo壱カレーのポークカレー(600g)を口にはこんだ時は、もう、、衝撃的でした。全身の毛という毛がお好み焼きの鰹節の様にタップダンスを踊ったではありませんか。その頃僕はラーメンを好み、固形物(よく噛まなければいけない食べ物)を避けた食生活を送っていただけにそれはあまりにも大きな衝撃でした。この固形物!!!やりよる!!!!その衝撃のせいか、普段眼鏡をかけ真面目キャラを装う僕のテンションはボルテージをちぎり、初めてアポロが月に着陸することに成功したロケットの感動すべき発射と並の勢いで椅子から立ち上がり、大きな声でとまでは言いませんが、小学生1年生が初めて遠足で山へ行き、そこで先生にやまびこの存在を教えてもらいやや身を乗り出し興奮して「やっほ〜」と言う際と同じくらいの声量で「ここ1おいしい!!!!CoCo壱だけに!」と言ってしまいました。(実話)その後、CoCo壱を昼に頼んだ時は同僚が僕に聞こえるか聞こえないか位の声量でボソッとここ1おいしいなと呟きニヤッと僕の方を見るようになりました。いや今、思えば最低じゃないかよ!それは取り敢えず置いておいておきます。そして職場でのイジリに慣れていなかった僕は毎度CoCo壱を食べる度に同僚の攻撃により食後はそのストレスでハラジャクされました。第二次B級ハラジャックとでもいいましょうか。

そんな感じでCoCo壱になんやかんや攻撃されつつもハマり(Mなのかな??)、職場の昼ごはんにCoCo壱を食べた後に、晩飯にCoCo壱に行ったり、ふとした時にCoCo壱に寄るほどの常連になりました。

いや〜CoCo壱!悪魔的!!

今日のCoCo壱は...


ここ1うまかったかな。

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ごちそうさま。

帰って寝ます!片付けはまた明日!!

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