No.001 赤色のグリッター
【赤色のグリッター】
2017年、解散。
特筆すべきはやはりVo&Gt.佐藤リョウスケの唯一無二な存在感だろう。
彼の歌声には、シンプルに高いと言うよりも"少年のトゲ"という感想を抱いた。
言葉に、より含みを持たせるとでも言うのだろうか。絶妙な掠れと抑揚が心地良いのに重い。
1つ目の紹介にしていきなり言ってる内容がめちゃくちゃになってしまった。とりあえず1番聴きまくった曲をドン。
この疾走感とギターの歪み方がなんとも癖になる。
歌詞も優しく丁寧に歌われているものの、どこかパンクさも感じるような、感情のぶつかりが感じられて実に爽快だ。
ライブの定番曲も良き。ラスサビ前の盆踊り調の所は特に盛り上がりシーンだった。key.渡辺明日香のコーラスワークも聴き心地◎。
全体的に、彼らの作る曲には愛をテーマにしたものが多かった。それも、綺麗にまとまってるように見えて全然ありのままをぶつけているというか。実際にバッターボックスに立つとベンチで見た時より球速が早く感じるような感覚に近い。(例え伝わるか?これ)
解散前、最後に出た音源のリード曲に『愛のジレンマ』という曲がある。
"いつだって愛されたいし 君をもっと愛したい"
"今だって愛されたいし 今をもっと愛したい"
そう綴られたこの歌はこのバンドの存在意義そのものだと感じた。
解散時はかなり惜しんだが、その後個々の活動も紹介させてほしい
【ヨイズ】
佐藤リョウスケの現バンド。彼の歌声や真っ直ぐな想いは健在だ。こっから売れてしまえマジで。
https://youtu.be/jmPwlp_y_vw?si=d4cUQimwb58gr2Py
【mother】
Gt.鈴木隆生が所属するバンド。昨年末に1st.EPがリリースされるなど、こちらも精力的に活動中。あの独特なディレイを武器に、歌詞の内容をより膨らませるような叙情的メロディーが奏でられている。
また、Dr.クラカズヒデユキはサポートドラマーとして活躍、最近ではなんと『私は最強』(Ado提供曲)をはじめとする Mrs.GREENAPPLEの楽曲に複数参加、ライブサポートまで行っている。
そんな精鋭達が集まりしバンド、赤色のグリッターに、遅れながらも感謝をここに綴る。