一つ屋根の下の他人
今日は77年目の原爆記念日
私は絶対戦争反対で原子力は無くなって欲しいと思っている。
でも、相方は力が無ければ侵略されるし核の力が国を守る抑止になると考えている。
歴史を見れば、弱ければ侵略されるという考えも頷きそうになるけれど、この話題が出て、子どもに兵器容認や他国の悪口を正しい事のように話されると頼むから辞めてくれと静止してしまう。
全ての考えが一致する夫婦はどのくらいいるのだろう?まぁ、人と比べることに意味はない。自分達がどうかということが大事なのだ。
考えが違うと一緒にいられないのか、というとそんなことはない。自分が全く受け入れられない考えを持っているからと言って常に腹立たしい訳では無いし、嫌いになるには一部分すぎる。
そんな考えを持っている事を知らずに結婚してるのだから仕方ない。結婚してしばらくして、3年前に結婚していた妹から、加藤諦三の本をどれでもいいから読んでおくといいと言われた。「一つ屋根の下の他人」を読んでみた。なかなかストレートな題名だ。それでもその通り、その前提を心に据え置いておけば、飲み込めることも多くなる。
夫婦という人間関係、最小単位2人から始まる社会構成、人間社会の構造もある種のフラクタル構造を持つのであれば、夫婦のありようも国家間のありようも似た形をとるだろう。
気に入らないとこや受け入れがたいところがあっても、それ以外のところで互いを支え合い尊敬出来れば、共にいる事は出来る。
見ないふりしているだけだろうか?最終的には鬱積して爆発する?生活の基盤がしっかりして暮らすのに困らない間は大丈夫、ということもあるかもしれない。
争わない選択はないのか。難しくても、成し難くても、戦争は嫌だ。
※夫婦間は円満です笑
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