Hustle Bones

死について語る時に我々の語ること、または人生を棒に振らない方法、または東大文学部について

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最近の記事

YouTubeで授業動画を公開しているアメリカ人数学者まとめ

Michael Penn Matthew Salomone Henry Adams

    • PhoebeさんのPunisherよく聴くと結構良かった

      もちろん世評の高さは知っていたけど同じような曲が多くてあまり好きになれなかった。でもBoygeniusを聴いてからこのアルバムに戻るとどの曲も驚くほどすっと入ってきて驚いた。フィービーさん、一筋縄でいかないなと思った。

      • 字幕付きドイツ語動画まとめ

        最高の動画を見つけた。SRDはスイスの放送局だけど、ドイツ語圏の人々はやっぱり議論大好きなんだなあ。 これも面白そう

        • 文系は馬鹿だけど東大文系ならまだましだという幻想を抱いている人達へ

          そんなことはない。 一番衝撃的だったのは “river” を書けない東大生がいたことだった。 煽りでも何でもなくFランと大差ないやん。 これが文系の実態。

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          生きることに意味はあるか?

          もちろんない。 では死ぬことに意味はあるか? もちろんない。

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          21世紀のワーグナー信奉者

          ZizekがPsychoやA Man with a Movie Cameraと共に好きな映画としてMelancholiaを挙げていた。LVTというといかにもサブカル好きが好きそうな監督という印象がありつつ、やはりどこか惹かれていた。Dogvilleはずっと観たいと思っていたが見るのがかなり遅くなった。ともかくZizekが挙げていたMelancholiaはどうしても観たいと思った。冒頭でTristan und Isoldeの序曲が流れる。これはどう考えても素晴らしい。 そのおか

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          最近ラジオで聞いて衝撃的だった音楽

          最近は何か音楽を聞いても、文章を読んでも衝撃を受けることがめっきりなくなった。そんな中でラジオ(まあ具体的にいえばSiriusXMだ)で聞いて久々に衝撃を受けた(つまり "chills down the spine" ということだ)音楽について書く。 Boygenius, "Cool about It"Phoebe Bridgersのことは他の多くの人々と同じようにKyotoで知った。そしてKyotoの入っているPunisherも聞いたけれど、全体としてはあまり強い印象は残

          最近ラジオで聞いて衝撃的だった音楽

          アメリカ人医師がスイスで安楽死

          少し前にこの記事を読んだときは衝撃を受けた。 周囲からは順風満帆の人生を歩んでいると思われていたアリゾナ州在住の54歳の医師が49歳の妹と共にスイスで安楽死をした。それにはExit Internationalという団体が関与し、彼らがPegasosという団体に紹介したらしい。 Pegasosは上記の通り、末期患者以外にも安楽死を提供しているらしい。この姉妹には男兄弟もおり、彼によれば二人とも健康だったらしい。 関連した記事を検索しているときに見つけたが、2003年にも末期

          アメリカ人医師がスイスで安楽死

          いとうせいこうの思い出

          いとうせいこうには実は一度だけ会ったことがある。それもあっていとうせいこうのことは嫌いになれない。 いとうせいこうは「ヒップホップの経年変化」という曲の中で「経年変化は最高の進化」と高らかに歌っている。その言葉を心から信じることはできない。それでもそれが本当であればいいと願っている。仮にそれが本当だったとしても、今自分に起こっているのは経年変化でさえなくただの劣化なのではないかという恐怖も感じる。

          いとうせいこうの思い出

          大江健三郎の思い出

          思い出とはいっても実際に大江さんにあったことがあるわけでもなければ全著作を読んだというわけでもない。ただ亡くなってから読んでいなかった何冊かの本を買って読んでみた。追悼という意図もなく大江作品を読もうと思ったのと逝去がたまたま重なったというべきだろう。 初めて読んだのは他の多くの人々と同じように『個人的な体験』で、ドナルド・キーンがこれを「特別な小説」と呼んだように、今まで読んだ本とは全く違うという印象を受けた。この作品がなぜ他と違うのかについてはその後それなりの時間をかけて

          大江健三郎の思い出

          柴田元幸先生の思い出

          大学入学前に『ナイン・インタビューズ』(指摘するまでもないがサリンジャーの短編集のもじり)や『ハイブ・リット』(最初に読んだ時から今に至るまでこの題名は好きになれない)を読んでいて柴田先生のことは認識していた。これら2冊の本には感銘を受けたし、今でも心に残っている。 柴田先生が退官される少し前、元指導学生で芥川賞作家の小野正嗣さんが講演をして(どうでもいいことだがこの講演にはCereal Killerというくだらない洒落の書かれたTシャツを着て行ったことをなぜか今も覚えている

          柴田元幸先生の思い出

          親ガチャに失敗して劣悪な環境で育った中途半端に賢い人々の憂鬱、または東大文学部で人生の取り返しがつかなくなってしまう前に

          阿部幸大氏の文章に触発されて阿部幸大氏の書かれた上記の記事「『底辺校』出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由」について最近考えているので、それをまとめて(つまり上記の記事に批判的検討を加えて)文章にしたいと思った。 ここでは両親が適切な教育投資をせず(つまり塾や私立中高一貫校などには通っておらず、あるいは形式的に塾通いをさせたとしてもそれが自らの学力に合ったものではなく塾という名の託児所のようなところにぶち込まれた)、劣悪な家庭環境で育ったが予備校などで点数の底上げをしなく

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          ドイツ語独学のために

          上記のブログの記述を参考にした。残念ながら『大講座』は絶版のようなのでそれは除外。上記のブログでは別記事で有田潤著『文法復習やさしい独文解釈』も紹介されており名著とされているが、これも絶版のため除外。 Edward Swick - The Everything Learning German Book初めて買ったドイツ語の教科書。特に悪いわけではないが、到達度があまりにも低いためわざわざ読む必要はなく、『関口初等講座』から始めればいい。 Lingo Mastery - 2

          ドイツ語独学のために