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親ガチャに失敗して劣悪な環境で育った中途半端に賢い人々の憂鬱、または東大文学部で人生の取り返しがつかなくなってしまう前に
阿部幸大氏の文章に触発されて阿部幸大氏の書かれた上記の記事「『底辺校』出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由」について最近考えているので、それをまとめて(つまり上記の記事に批判的検討を加えて)文章にしたいと思った。 ここでは両親が適切な教育投資をせず(つまり塾や私立中高一貫校などには通っておらず、あるいは形式的に塾通いをさせたとしてもそれが自らの学力に合ったものではなく塾という名の託児所のようなところにぶち込まれた)、劣悪な家庭環境で育ったが予備校などで点数の底上げをしなく