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ホルンパートより「あと2日」
こんにちは。木々の頭が寂しくなる季節となりましたね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、演奏会も2日後に迫って参りました。サークル会館での練習も終わり、なんだか寂しい気もしますが、いい演奏会になるように邪念を捨てて目の前の音楽に没頭したいと思います。
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今回も各曲の聴きどころを書いて頂きました。ご一読ください。
①死の舞踏/サン=サーンス
この曲は、独奏ヴァイオリンが奏でるメロディと、シロフォンで表現された骨がぶつかり合うような音が印象的です。
ストーリー性の強い曲で、午前0時の時計の音で曲が始まると、静かな雰囲気が一変し、ヴァイオリンの不気味なメロディとともに骸骨が現れます。骸骨は踊り始め、徐々に激しさを増す中、突如鶏が朝を告げて辺りは再び静寂に包まれます。
ホルンセクションとして特別目立つ部分は少ないですが、所々で曲のカギを握る和音などを担当しています。
一度聴くと頭から離れなくなる...不気味な世界へみなさんをお連れできるよう、平均年齢若めな4人で力を合わせて頑張ります!
②喜遊曲第10番/川越守
今回の川越曲では、川越曲特有の変拍子はありませんが、独特な和音が印象に残ることでしょう。1楽章、3楽章では、ホルンの警報のような機械的な音がアクセントとして用いられる場面がある一方で、2楽章では柔らかなホルンらしい音をお聴きいただけます。ホルンの音色の豊かさと不思議な和音をお楽しみください!
③カレリア組曲/ジャン・シベリウス
本演奏会で演奏するカレリア組曲は、森と湖が広がるフィンランド人の精神的故郷ともいえる土地、カレリア地方の伝説をモティーフとしています。本曲でオーケストラ、そしてホルンが作り出すその壮大さの中にどこか寂しさをはらんだ独特な情調は、北の大地の民にとっては妙な親近感が感じられることでしょう。
本曲は、ホルン吹きにとっては非常に、、、、まぁ、、、身体中が小刻みに震えてしまう代物ですが、ホルンパート一同、ココロをツヨクシテ頑張ります。ぜひお楽しみください。
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④交響曲第1番/ヨハネス・ブラームス
ブラームスはホルン吹きの間では「ホルン愛好家」として知られ(?)、生前、「自分が死んだ後も自分の曲はナチュラルホルンで演奏してほしい。」という言葉を残したという逸話があるほどホルンに対して愛着を持っています。この曲も例に漏れず、強奏から弱奏まで引っ張りだこで、ホルンという楽器の魅力をこれでもかというほど引き出してくれています。技巧的ではなくてシンプル、だけど奥深い、そんなフレーズが至る所に散りばめられていて、ホルンを吹いていて良かったと心から思わされます(涙目)。
⑤???/???
???
今回演奏する曲目はどれも「ホルンの素朴な響き」を堪能できる曲だと思います。各曲セクションで一丸となって演奏致しますのでぜひご来場ください。
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当日Kitaraにて18:00より当日券も販売いたします!皆様のお越しを心よりお待ちしております。