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オーボエパートより「あと14日」
こんにちは!オーボエパートです!
定期演奏会本番まで残り14日となりました。
みなさんはオーボエという楽器をご存じでしょうか。普段であれば「細いクラリネットみたいなやつです!」といって済ませてしまうのですが、ここでは少し詳しく紹介したいと思います。
オーボエと言えば哀愁のある特徴的な音色です。この音色を活かしてオーケストラの中でもソロを多く担当します。そのため、オーボエという名前を聞いたことがなくても音は聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
オーボエはリードと呼ばれる葦の板を2枚使って音を出します。リードは扱いが難しく、湿度や気温の変化で調子が崩れてしまいます。そんなリードに苦しめられつつも、自分の調子とリードの調子が合えば本当に素敵な音が出るためやめられない楽器です!
今回の演奏会でもオーボエの音色をたくさん聞ける曲が揃っています。リードと戦うオーボエパートの頑張りに注目してお聞きください!
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ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」
この曲は演奏会の始まりにぴったりな華やかさで始まる曲です。木管楽器で奏でる楽しげで明るいメロディーや、少し怪しげな印象のあるフレーズ、中間部に登場するイングリッシュホルンの伸びやかな音色など全体的にオーボエパートが目立つ部分が多い曲になっています。
川越守 / 管弦楽のための舞曲第5番「豊平川鮭遡上に寄せて」
「豊平川鮭遡上に寄せて」という印象的な題がつけられていることからもわかるように、川の流れを彷彿させるようなゆったりとした流れから始まりますが、次第に力強さが増し生き生きとした印象の曲になっています。オーボエは序盤に流れるようなソロがあったり木管全体で力強いフレーズを吹いたりしています。
ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲
この曲は、テーマ(聖アントニウスのコラール)、8つの変奏、終曲からなる変奏曲です。テーマをはじめ各曲にオーボエの聴かせどころがあり、オーボエのさまざまな音色・雰囲気を楽しんでいただけるかと思います。特に終曲は、言葉では表現しがたい美しさを持つ曲です。オーボエのソロにも注目してお聴きください。
ブルックナー/交響曲第4番
演奏会の最後を飾る迫力満点の曲です。1時間以上ある曲全体を通して、ブルックナーの音楽に特徴的なリズムが様々な楽器によって受け継がれます。この特徴的なリズムに慣れることが本当に大変でしたが、和音が全員で綺麗にそろったときはオーケストラ全体の響きがパイプオルガンのような幅のある響きになり、吹いていてもすごく感動します!この曲でオーボエは明るく美しいメロディから暗く悲しげなソロ、クラリネットと一緒に吹いているのどかなメロディなど様々な印象の場面があります。これらの音色の違いもお楽しみください。
本番まで残り2週間となりましたがこれからさらにレベルアップしていけるように頑張りたいと思います!ぜひお越しください!
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