バイオリンパートより「あと11日」
こんにちは!北大オケバイオリンパートです。
本番まで残り11日となりました。本日はバイオリンパートについて紹介します。ぜひ最後までお読みください。
バイオリンは、4種類の弦楽器の中で最も小さく、最も高音域の楽器です。オーケストラの中ではメロディを担当することが多く、「オーケストラの花形」と呼ばれていたりします。
オーケストラでは1st(ファースト)バイオリンと2nd(セカンド)バイオリンが存在します。1stは主にメロディを担当します。コンサートマスター率いるこのパートは、オーケストラの中で最も重要なパートとも言えるでしょう。2ndは1stと同じ音を弾いたりハーモニーを担当したり、と主に1stを支えるパートですが、他にもリズムを刻んだり、時にはメロディを弾いて目立ったり… 様々な役割を果たします。今回の演奏会では1stの隣で演奏します。
私たちバイオリンパートには60人以上のパート員が在籍しており、北大オケで最も人数の多いパートです。それもそのはず、バイオリンは先ほど紹介したように1stと2ndに分かれているので、1曲で20〜30人ほどがステージに上がるのです。練習の時はキビキビと、練習が終われば賑やかな、そんなメリハリのあるパートです。複数の曲を演奏するパート員も多く大変ですが、コンサートマスターの背中を追って、みんな一生懸命練習に励んでおります…!
今回の演奏会で注目して欲しいところをご紹介します。
オープニング曲・グラズノフ作曲「『四季』より秋」では、冒頭でいきなり超高音域が登場します。そして、1stは特に、この曲全体を通して音域の高い部分が多いです。高音がもたらす華やかなメロディをお聞きください。また、弓の木の部分で弦を叩くという特殊奏法も登場するので、ご注目ください。
川越守作曲「喜遊曲第5番」では、主題にGlissando奏法(低音域と高音域の間を滑らかに移動する奏法)が登場します。中盤には2soli、終盤には弦楽器トップたちによるsoliも登場します。
サブメイン曲・プーランク作曲「牝鹿」は、ころころと移り変わる場面や曲調の変化が特徴の曲です。さまざまなパートがメロディを受け継いでいく中でのバイオリンのメロディにご注目ください。たまに2ndバイオリンがメロディを担当しているので、お見逃しなく!(笑)
メイン曲・シベリウス交響曲第2番では、第1楽章序盤にバイオリンパートソロが登場します。今回の演奏会で1番のバイオリンの見どころ、と言っても過言ではありません。第3楽章のバイオリンのみで始まる緊張感のあるスケルツォにもご注目ください。
見どころのたくさん詰まった演奏会です。たくさんのご来場をお待ちしております。
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