自動車のボディ剛性を上げる方法
剛性の意味
曲げやねじりの力に対する寸法変化(変形)のしづらさの度合いのこと。
力に対して変形が小さい時は剛性が高い(大きい)
変形が大きい時は剛性が低い(小さい)という。
力に対して変形が小さい時は剛性が高い、
つまり大きい力に対して変形が小さいボディ構造を考えればいいんですね。
1.ボディが重い。
2.ボディの密度が高い。
3.ボディの開口部が小さい。
4.ボディの中の支柱の数が多い。
5.ボディの中の部屋の数が多く、部屋の中の支柱の数が多い。
6.ボディの中に注入する流体の粒子の密度が高い。
パイプフレームでもパイプの中にコンクリートや
砂を入れればかなり剛性が高くなりそうですね。
7.受ける力の圧力ベクトルに対して、こちらの圧力ベクトルが大きい。
このボディにタイヤなどの足回り部品を装着することを考えると、
8.足が太い、重い、硬い、肉が詰まっている(人体でいう筋肉です)。
9.足に対してボディのサイズが小さい。
10.ボディの上端の高さと重心部分がタイヤより低く、重心部分が重い。
フラットボトムのラダーフレームがいいのかな?
段ボールで考えてみたんですが、
11.剛性を上げたい部分の周辺を補強して、補強部分に突起ができるようにする。
12.周辺を補強してから上げたい部分を補強して、垂直方向になるように
周辺と中心をさらに補強する。
13.補強したい部分の周辺を補強部材で挟む。
14.段ボールの中身にコンクリートなどを詰める。
コンクリートじゃなくても硬くて、重くて、粒子の密度が高くて、
粘り気があるものを中身に使う。
15.フレームのタイヤでいう偏平率が高い(ゴムの厚みが大きい)
フレームを使う。
16.メンバー同士をつなぐ補強部品の距離を短くして、
補強部品の数を多くする。
17.それかボディのサイズを小さくして、補強部品の数が少なくなっても、
補強部品同士が離れる距離を短くする。
18.フレームの中に斜め線のフレームを通す。
19.フレームを一枚板にしないで折りたたんで重ねて外から見たら
一枚板にする。
20.段ボール状にトラス構造にして、レイヤーを数多く重ねる。
21.服で言う平織にして縦横斜めを連続させていって重ねる。
日本があまり衝突事故試験を厳しくできないのは
軽自動車とミニバンが作れなくなるから?
日本ではあまりボディ剛性やボディに対してお金を払う人が少ないけど、
逆に言えば「数値化できる部分」は「価格に換算する」、
「数値化できない部分」は「価格に換算しない」から、
「数値化できる部分」を少なくして、
「数値化できない部分」を多くして、
「安い価格」で「ボディの強い車」が売ることができるでしょう。
オーディオも外して、カーナビもカメラも外して、
スライドドアも外して、そういった快適装備や運転支援装備を
削除する。
そして削除した部分をボディ剛性に振って、安い価格で
ボディ剛性の高い車を売ればいいと思います。
22.ハニカム構造にしてハニカムの中に三本の支柱を取り付ける。
六角形の中にアスタリスクを入れて書いてみてください。
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