「青っ恥」をかけられる名前
【注意】
不快になる言葉が多数含まれています。特定の企業の製品を誹謗中傷する意図はありません。
【本文】
昔のテレビ番組に「クイズ 赤っ恥青っ恥」という番組がありました。所ジョージさんが確か司会で街角で会った人達にクイズを出して一般認知度の割合で高い答えを赤っ恥、低い答えで専門的なものを青っ恥と決めた内容でした。
それから長い年月が経って、今インターネットの掲示板を中心にいわゆる「イキった」ことを言って、黙っていれば青っ恥で済ませられたのに、黙らなかったから赤っ恥になってしまう利用者が自分も含めて増えたような印象があります。丁度目の前がシケインで相手が芋を引いたからと前に出たら直角やヘアピンでそのまま突っ込んで負けるような感覚です。
そこから本題に入りますが、二輪や四輪を売っていて売れない時に「名前が良くない」というのがあります。例えば「CB」だったら「Cherry Boy」ともじられたり、「SRV」なら「(さ行の名前や名字)+令和になってもVirgin」とか、「SV」なら「(さ行の名前や名字)+Virgin」だったり、「SJ」なら「Stupid+Jap」、「SA」「AS」なら「Stupid+American」、「Asperger+Syndrome」、「グラディウス」なら「刃渡りの長くない剣」を差す名前であったり、「GS」なら「Gay+(さ行の名前や名字)」、「IS」なら「Impotent+(さ行の名前や名字)」、「LS」なら「Loser+(さ行の名前や名字)」「DS」なら「Doutei+(さ行の名前や名字)」、「SR」なら「Specially Retarded」、「Retard(Rape)+(さ行の名前や名字」、「BS」なら「Baka+(さ行の名前や名字)」「JZA」なら「Jakusya+Zako+(あ行の名字や名前)」、「Impreza」なら「I'm Preza(I'm Pleaser)」「インポレッサ」、「WRX」なら「(わ行の名前や名字)+Rape+X」、「YB」なら「Yellow+Bitch」、「YZF」なら「Yappari+Zero+Fxxk」、「HK」なら「Hentai+Kawakamuri」、「VTS」なら「Virgin+(た行で始まる言葉)+(さ行で始まる言葉)」、「SiR」なら「(さ行で始まる言葉)+impotent+rage」、「NSX」なら今の時代の人達には「膝上以上の丈の靴下」というものです。
そういう部分では「TW」は「Town Walk」とか「Trail Walker」と読めます。一方で「(た行の名前や名字)+(Wank,Wack)」ともじられたりもありますし、「Tiny+(わ行の名前や名字)」と出来ますが。「Zephyr」なら「西から吹く新しい風」「偏西風」という意味でこれはもじりようがありません。ただ、電子掲示板の一部では「Zephyr」が「ダサい」と言われたりしますが、これは「Zephyr」が「空冷、2バルブ、400ccで46ps」=「自分で味をつけて楽しむ二輪車」で発売した年に「1980年代のレーサーレプリカブームに対するアンチテーゼ」で売れたからでしょうか?また、「エリミネーター」は「排除する人」で「Eliminate」は英語だと「Completely Remove or Get Rid of Something」という意味ではありましたが。
それで自分でも名前を考えてみるなら「3,000ccのクーペ」という意味で「CP3K」とつけて「3,000ccのクーペです」と説明して「3K」という文字列で「3軍の王様(3K=3-King)」と返ってきて、「3000」を「3K(3kilo)」と略すことがあると言ったらどんな反応が来るでしょう?
他にも「2,000ccのセダン」という意味で「SD2K」と書いたら「Small Doutei 2軍 王様」と書かれるから「4DR2K」と書いて「4軍 Doutei Rape(Retard) 2軍 王様」と返ってきて、「セダンは4ドアですよ」と言って「DR」が「医学博士」という意味でもあると言ったら、どういう反応が来るでしょうか?その部分ではイタリアやドイツの車は「クアトロ(=4ドア)」ともじりようがあるようには思えません。
そういう意味ではホンダの四輪や二輪はポジションで悩んでいるお客さん達に対する配慮が効いている感じがしませんし、カワサキの二輪はポジションという言葉の意味を深く考えていると思いますし、スズキの二輪やヤマハの二輪は「惜しいなあ」と思います。
そこで参考になるのは海外メーカーのモデルの名前です。ハーレーなら「ファットボーイ」「フォーティエイト」「ロードキング」ただ「ファットボーイ」には「ソフテイル(Soft+Tail,祖父テイル(=尻尾)」というのがついています。ドゥカティなら「モンスター」「ディアベル」「ムルティストラーダ(MultiStrada)」、一方で「スクランブラー」というモデルがありますが、「Scramble」だから「使い走り」というようにも聞こえます。トライアンフなら「スラクストン」「ボンネビル」とありますが、これは符丁ですね。アルファロメオが「ミラノ」というモデルを作りましたが、裁判所から使うのが不可と判定されて「ジュニア」という名前になりました。
日本に帰ってみますと、「トリッカー」は良い名前とは思います。「(二輪車で)トリック(曲芸)をする」という意味だとは思いました。「スーパーカブ」も良いかもしれませんが、これの「カブ」はボーイスカウトで「小学2年生から5年生のクラス」という意味です。「セロー」は「ヒマラヤカモシカ」という意味で「スーパーシェルパ」の「シェルパ」は「(チベットやヒマラヤ山脈などの)案内人」という意味ですが、これは他の人達にはどう聞こえるのでしょう?
憶測だと思いますが、1960年代から1980年代に1文字ごとに料金が加算されるテレックスを使ってモンゴルまで販売できるように普及重視の戦略を取ったのが他の国から「霊長類なら誰でも売るようにしている」と思われたのでしょう。
では数字の組み合わせはどうでしょう?「8384」は中国語のスラングで「ろくでなし」という意味で、「246」は中国語のネットスラングで「腹ペコ(※音楽バンドのマキシマム ザ ホルモンのファンも腹ペコと呼ばれます)」で、「555」は昔のスバルのラリーのスポンサーですが、中国語では「大泣き」を指します。「250」は「愚鈍」で、「520」は「愛しています」で、「240」は「大好き過ぎる」、「440」はアメリカの車にシェベル440はありましたが、「ありがとう」、「514」は日本ではウマ娘のゴールドシップが「514(ゴルシ)」とありますが、「514」は「退屈」、「918」は「頑張ってね」という意味で「930」は「あなたを想っている」、「996」が「会社の奴隷(=社畜)」という意味です。
それらを突き詰めていくと、「Alphard(Alpha-Hard)」しか無くなってしまうでしょう。問題は「Alpha-Hard」の意味が「選抜をされて一番最初に選抜できたもの」という意味かどうかで、今の若い人達やこれから免許をとる人達はデジタルネイティブとしてスマートフォンのアプリを複数使ったり、将棋やカードゲームなどで自分の下にある複数の役割がそれぞれ決まっている駒を使ったり、「自分の手元にある複数の駒を使うもの」に慣れていますので、「ハンドラー」や「コマンダー」、「ディスクジョッキー(Disk-JockeyもDoutei-Jock(ey)と言われそうですが)」という意味になる名前が必要になっていくのかもしれません。