心臓疾患の街
少し前にSNS上で東京都の公園などに変わった形をしたベンチなどが増えたと話題になっていて、それが「排除アート」「意地悪ベンチ」だと炎上していたみたいです。設置した人いわく、「“ストリートキャンパー” や若者、外国人がアルコールなどを持ち込んでたむろして、近隣住民に迷惑をかけないようにするため」だそうです。
また、東京ではありませんが、ビデオゲームの世界で「DEI(多様性、公平性、包括性)」や「ジェンダーフリー」などの「ポリティカルコレクトネス」による「配慮(Con-SIDE)」が強く要求された時期がありました。
今はコロナのパンデミックを経て、テレワークなどで在宅で仕事をする人も多いから、昔は午後8時から午前8時の間でしたが、それが24時間常になっていったのでしょう。
ここで考えていたのは、道の狭い街>血管の細い体>高血圧の体、ドアの開閉回数の多い店>弁の開閉回数が多い心臓>心臓弁膜症の心臓、商材の送られる量が過大な倉庫>入れ換えの忙しい心臓>心筋梗塞の心臓、
高血圧x心臓弁膜症x心筋梗塞の体
が今の東京や日本の体になってきているということです。まず休むことが出来ないということです。そうは言っても物流もコンビニも生鮮食品の店も病院も警察も休まれたら困る、と言われてしまいますが。
恐らく東京に限れば、横軸を使わないで縦軸を高くしたい、枚数を使わないで縦軸を高くしたい、から「Pitching(ピッチング)」を求めているのでしょう。
ピッチングは休んだら下がっていきますので、それもやめたい>高いピッチングを常に維持していきたい>高いピッチ*長い巡航
今始まったわけではなく、2002年に日本と韓国でサッカーワールドカップが開催されて韓国がベスト4で日本がベスト16だった頃から始まっていて、バスケットボールのBリーグで【東京のチームではない】栃木ブレックスが東京のチームより勝っているから、なのでしょう。
1997年の京都議定書を受けて2000年から始まった環境規制も2007年の東京マラソン第一回大会と2021年の東京夏季五輪と2024年のフォーミュラEの東京大会を経て続けられているのを見ていても、
東京にある「高い木」を全部切れば東京の空気が綺麗になるのかもしれませんね。
結局は「瞬間最高視聴率」のためなのでしょう。
家に帰ってもテレビは飲食や運動の話題が中心で音楽も運動としてダンスが中心です。マリンスポーツはボートレースやモーターボートではなく、フィッシングで、公営競技は競馬がほとんどで午後の番組は競馬、ゴルフ、サッカーで夜は野球かアメリカのアニメーション映画かファミリー向けのアクション映画で、
漫画は「高校生から小学生に姿を変えた少年が仲間達と団結して事件を解決していく」ものに大体の漫画が張り合っていて、小説は「外れくじを引いた主人公が残り物には福があるという精神で外れくじを有効活用する」話にどこも張り合っていて、映画も漫画や小説に倣っていて、
ビデオゲームは格闘か球技、あるいはホラーかアドベンチャーか「与えられた役割を演じていくもの」という物探しが中心で、
音楽は「大勢で揃った動きをするもの」が中心です。
それで旅行に行ってみようとしても旅行の番組は商標法の回避のために徒歩かバスやタクシー、鉄道などの公共交通機関を使って、携帯電話で地図を見ないようにしているものがほとんどです。話を少し戻しますが、競艇やオートレースに使われているエンジンはオートレースが自動車会社のスズキ、競艇がヤマト発動機なので、それもあるのでしょう。
恐らく日本のメディア産業の監督部署が「今の人達はインターネットで文字だけ打って、机に座るか床に寝っ転がって指先だけ動かして欲しいものを手に入れて、自分の足で取りに行かないでいて、一度楽しんだだけでリサイクルショップにすぐ売りに行く。物を大事にしないし、自分の足で探さないし、無ければ無いで自分で絵や文章という形で紙に書いて人に見せて、それでお金を儲けようとして、怠惰である」と言って、「自分の足で探して、努力してお金を稼いで、早い者勝ちならそのために全力を尽くせ」と方針を決めていたのでしょう。
二輪車の話になるのですが、スーパーカブやヤマハのSR400が40年以上販売出来たのは、この二台がリッター70程度しか無かったからかもしれませんね。