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Facebook・Instagram広告で日予算30万円を超えるまでに行った施策「20個」を全公開!
はじめまして、HushTugの髙橋です。
こちらでは、約2年間Facebook・Instagram広告の管理画面とにらめっこした私たちが見つけたノウハウを可能な限り全公開しています。
なお、このnoteは月商1,000〜2,000万円程度を達成したいと考える方に、最もおすすめできる内容です。
Twitterには、月間数億の広告費を使うほどの非常にハイレベルな方々が多くいらっしゃいますが、その方々の発信よりも入門編に近い内容になっております。
なお、月商数百万円の規模であれば無料編でも達成可能なので、まずは以下の無料編を読み込んで実施してください。
https://note.com/hushtug/n/n5b64e7cd6def
今回はライバルを生み出しかねないほどに今までのノウハウを全公開したつもりなので、大変恐縮ですがこちらのnoteは有料とさせていただきました。
ただその分、購入金額の120%以上のお返しをできるよう、盛りだくさんに詰め込みました。有料編の内容も一部無料公開しており、そこだけでも参考になる部分があると思いますので、是非ご一読ください。
今回の目次はこちらです。
【 無料編 】
・最小コストで最大利益を目指す!コスパの良いクリエイティブ作成方法
【 有料編 】
原点にして頂点!アカウント設定の定期健康診断
・最も確認すべきはピクセル(チェック頻度:週一回)
・新たに登場した重要ポイント!合算イベント測定の設定方法(チェック頻度:二週間に一回)
・追加で設定すべきはコンバージョンAPI
管理画面に2年間へばりついた末に発見した、広告運用の成功法則
・どんなオーディエンスに配信すべき?日予算ごとに応じた最適解
・様々な失敗を経てたどり着いた、利益を出し続けるキャンペーン構造とは
・日予算はいつ、どれくらい上げるべき?予算アップ時のベストプラクティス
・キャンペーン・広告セットのイベント目的はどれにすべき?
・日予算30万円〜を狙う!最大級のポテンシャルを秘めたブロード配信とは
・自動 vs 手動!配信面は絞るべき?広げるべき?
広告運用で最も差がつく!失敗しないクリエイティブの作成方法
・配信面ごとに共通する勝ちクリエイティブの特徴とは
・HushTugが成長した一番の要因!ブランド運営者が語る記事LPの魅力とは
・顕在層と潜在層!それぞれに最適な訴求方法とは
・実例ページを全公開!購入者類似(顕在層)への記事LPの作成方法を解説
・実例ページを一部紹介!ブロード(潜在層)への記事LPの作成方法を解説
・ROAS大幅改善!広告ごとに飛び先ページを自由にカスタマイズする方法(無料 & スキル不要)
・自分のタイムラインに自社広告をプレビュー表示させる方法
・単体画像?カルーセル?コレクション?弊社で最も効果が出た広告フォーマットを紹介
・配信面ごとの入稿可能クリエイティブサイズ早見表をプレゼント
成功・失敗要因を読み解く!分析体制の構築方法
・認知 → 購入を細分化&数値化して、購入までの全プロセスを最適化させる方法
※ 購入をご検討いただいている方に一つお知らせがございます。※
今回、約2年間のノウハウを公開させていただくにあたり、約30,000文字を執筆させていただきました(マジで長くなりすぎました。毎日少しずつ読んでください)。
ただそれでも、各施策の骨組みくらいしか書けておりません。
・施策を行うに至った考え・仮説
・仮説を裏付けるパフォーマンスデータ
・書ききれなかった小さな成功施策(&各種tips)
・失敗した施策
など、まだまだ書きたいことは山ほどあります。
しかし読者の方に求められていない情報を、これ以上つらつら書いても読まれないと思いますので、私と一緒にこの記事を完成させていただけるモニター様を募ることにいたしました。
今回設定した25,000円という金額は「2022/01/04 12:00」までのモニター価格となり、それ以降は正規の価格(35,000円を予定しております)で再公開いたします。
その期間にご購入いただいた皆様には、このnoteで気になったことをすべてご意見いただきたいと考えております。
・なんで〇〇って考えるようになったの?
・ここの解説がしっくりこないから、初歩的なことから説明してくれない?
・この施策の詳細データもらえない?
・こんな施策やったことない?
など。
そしていただいたご質問は、できる限りすべてこのnoteに追記していきます。
上記を経てアップデートしたnoteも、今後ずっとモニター価格でお読みいただけますので、読みやすく実践しやすいnoteにすべく、皆様のご協力をお願いいたします。
それでは前置きが長くなったので、早速本編に入ります!
最小コストで最大利益を目指す!コスパの良いクリエイティブ作成方法
ひとつクリエイティブを作成するのにも、様々な工程が必要です。
モデル・カメラマン代・編集代など、作成コストも青天井で掛かってきますよね。
今回は、必要最小限のコストで最大限の利益を生み出すためのクリエイティブ作成方法を紹介します。
いきなり結論をお伝えしますが、広告運用の初心者におすすめなのは製品使用中の画像です。
アパレルなら着用シーン、サービスならそれを使用して生活が豊かになっていることをイメージできる画像を作成してください。
なぜなら、ユーザーが求めているのはモノ自体ではなく、モノを使って得られる体験・生活の変化だからです。
例えば私たちで言えば、売っているものはレザーバッグですが、お客さんはレザーバッグを購入して、家に飾って眺めるのではありません。
外に出て使います。
そしてその時のデザインからくる自己肯定感・機能性からくる快適性を求めています。
そのため、最初はモノを使って得られる体験・生活の変化をイメージできる、使用中の画像を選択するようにしましょう。
まずここを抑えておけば、クリエイティブ作成で大きく失敗することはありません。
そして更に効果を上げるための注意点ですが、以下の5つがあります。
それが、
・商品をメインにしたもの
・無駄な色 / モノをいれない
・使用シーンとしてイメージしやすい場所
・高速スワイプ状況でも手を止めるインパクト
・明るさの調整
です。
一つずつ細かく解説していきます。
・商品をメインにしたもの
今までの経験から、人に焦点があたっているような画像は売れませんでした。
例えば、以下の画像。
一見、トートバッグを使って都会の町並みを散歩する男性を撮影した、良いクリエイティブのように思えます。
しかし右腕で商品の一部が隠れており、バッグを斜めから撮影しているため、画像全体の中で商品自体が占める割合が多くありません。
このように商品ではなく、人物・町並みによりフィーチャーされている画像は、コンバージョンを目的とするなら効果を発揮しません(購入を目的としないブランド認知であれば効果ありです)。
以下のように、商品を正面から撮影し、デザイン・質感がより鮮明にイメージできる画像を撮影するようにしましょう。
・無駄な色 / モノをいれない
屋外で撮影していると、どうしても無駄なモノが入ってしまいます。
カラフルな信号機・真っ赤な標識・派手なお店の看板など。
画像全体の色味を考えて、あえて画角に加えているのは良いですが、意図しない色/モノは視線が散らばってしまいます。
その結果、商品自体に注目してもらえなくなり、すぐに広告を読み飛ばされてしまうので、画像のどこを見てほしいのか?をまずは考えましょう。
そしてそれ以外の場所には目線が散らないように、すべて見せたい部分を彩るためのパーツとして考えるようにしましょう。
Photoshopなどを活用すれば、邪魔な背景を消すこともできますので、撮影後の編集でも改善することが可能です。
・使用シーンとしてイメージしやすい場所
ユーザーにモノを使って得られる体験・生活の変化を感じてほしいなら、自分がその商品を使用して、生活が豊かになっているシーンを想像してもらう必要があります。
そのため、非日常的(普通に生活していたら行かない場所)では、自分ごととして考えられなくなるため、スタジオ撮影などの画像はあまり好ましくありません。
例えばこのような画像。
全面白基調の背景となっており、
「どんな場所で使われているバッグなの?」
「普段のどんなシーンで役立つの?」
と思われてしまい、反応率は下がります。
しかし逆に、庶民的すぎる場所(コンビニの前など)では、日常すぎてワクワクしません。
人は、自分が背伸びしたら達成できそうなモノに最も共感して憧れを抱きます。
想像していただきたいのですが、クリスティアーノ・ロナウドを見て「自分もこうなれるかも」とワクワクしますでしょうか?自分はこうなれない、と冷めてしまう気持ちがあると思います。
しかし、綾野剛さんであれば「自分も精一杯努力すれば、近づけるかも」と思いワクワクするはずです(全国の綾野剛さんファンの方、申し訳ございません)。
そのため、想定するユーザー層が憧れ、頑張れば到達できそうな雰囲気のクリエイティブを作成することをおすすめします。
ビジネスシーンの撮影であれば、東京駅付近は撮影スポットの宝庫なので、是非ご活用ください。
・高速スワイプ状況でも手を止めるインパクト
画像編集をしているときは一枚の画像をずっと凝視しているので、細かいディティールなども気になってきます。
しかし、広告が見られるシーンを想像してほしいのですが、タイムラインに自社広告が表示されるとして、自社広告の上下には、自分の仲良い友だちの投稿が存在しています。
そのため私たちの広告は、高速スワイプの状況下で「0.5秒ほど」しか見られないのです。
その状況下で伝えられる情報など多くて2つしかないですし、一瞬で目を惹くインパクトが無いと、手を止めてもらえません。
そのため、ひと目見たときのインパクトが非常に重要です。
画像選定のときも、直感で選ぶのが一番良いでしょう。1秒ごとに画像を見ていき、直感で一番良いなと思ったものを選ぶようにしましょう。
見る秒数が長ければ長いほど、直感で良いと思わなかったものを良いと思いがちです。最初の直感を大事にしてください。
ちなみに今でもうちで最も売れているクリエイティブはこちらです。
「画像自体のクオリティも高くないのに、なぜ売れているの?」
と思われるかもしれませんが、私たちの仮説として画像自体のインパクトがあるからだと考えています。
商品が中央にあり、背景もそれを引き立たせるものになっているため、タイムライン上でのインパクトがあり、手を止めるクリエイティブになっているのではないでしょうか。
更に新たな仮説として、うちの商品は植物系の背景との相性が良いのでは?とも考え、以下のように植物系のクリエイティブを展開しました。
結果、既存を上回ることはありませんが、どれもまずまずの結果を出しました。
実験結果から、植物系の背景は大きく失敗しないことが分かったので、今後も実験を続けていきます。
ちなみに冒頭で使用画像をおすすめしましたが、私たちは現在、商品単体の置き画像を中心にクリエイティブ作成を行っています。
上記の広告内にあるトートバッグは、
・トートバッグは誰でも一度は見たことある
・デザイン性は単体でも十分わかる
・バッグは普段使っているものなので、使用シーンも容易に想像つく
上記の理由から、私たちは単体画像を使用しています。
ただこれは結構例外だと思います。
特に衣服系のアパレルブランドの場合などは、モデルさんに着てもらわないとデザインイメージも想像しにくいので、着用中の画像を選ぶようにしましょう。
・明るさの調整
最近は、スマホで広告を見られることが90%くらいなので、前提としてスマホで見られることを前提に画像を作成しましょう。
そして自分がスマホを使っているときを想像してほしいのですが、画面はあまり明るくせず使うことが多いのではないでしょうか。
パソコンで編集しているときはしっかりと細部を確認するために、明るめに設定して作業することが多いですが、ユーザーはもっと暗い画面で広告を見ていることが多いです。
例えばこちらの画像。
商品自体に、高級感・重厚感を出すためにあえて暗めに編集しました。
自分たちでは「絶対に売れる!」と思って入稿しましたが、下記の適当に撮影した画像よりも結果が出ませんでした(悔しすぎる、、)。
どんなに良い画像でも見えなければ意味がない。
当たり前のことですが、とても勉強になりました。
ちょっと明るすぎるくらいにまで明るさ調整をしましょう。
下記のように、極端に白飛びしなければ大丈夫です。
OK ver.
NG ver.
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