12月&1月の売上と今後のnoteの運営について
こんにちは、HushTug代表の戸田貴久です。
12月1日に公開した『【D2C】ブランド販売開始から約8ヶ月で月商840万円を超えるまでにやった全記録』が想像以上のバズり、
「0⇒1の発信には価値がありそうだな」と感じたため、週刊連載という形で週に1記事ずつHushTugのリアルを発信していくことになりました。
(リンク先を含めたPV数がなんと57,000超え…!書いた僕たち自身が1番驚いてます。笑)
売上はもちろん、広告の収支シート、新施策の狙いと検証結果、モンゴル工房のマネジメントなどを以前のnote以上に赤裸々に公開していく予定です。
なぜそこまで公開するのか?
noteを公開してから会う方々ほぼ全員に上記のことを聞かれるので、せっかくなので書いておきます。
①広報活動の1つとして捉えている
②数字やノウハウを公開しても特にデメリットがない
1つずつ解説します。
①広報活動の1つとして捉えている
『D2C』という言葉がバズワードになってきたおかげでD2C特集などの記事もかなり増えてきております。
その中で「国内D2Cブランドで有名なところってどこだっけ?」とメディア関係者の第一想起が取れているブランドを個人的に分析したところ、
1、VCから多額に調達しプレスリリースを出しているブランド
2、インスタ発、YouTube発などのSNSから生まれたブランド
この2つが圧倒的に多くなっていると感じています。
このような状況の中でVCからの調達予定も無く(営業利益が黒字化し銀行借入れ、知人からの調達で今のところは回っているため)、
特にSNSが強いわけでもない(新規性が無い)僕たちのような新興ブランドが知名度を上げ注目してもらうには別角度から攻めるしか無く、その結果が数字と全ノウハウの開示でした。
おかげさまで某有名ニュースアプリやD2C関連の事業会社から取材が入ったり、セミナーを開催すれば1日で20席が埋まりキャンセル待ちが出たりと良い感じで手応えを感じております。
②数字やノウハウを公開しても特にデメリットがない
「とはいえ競合にノウハウを丸パクリされないの?」ということも聞かれますが、これもそこまで心配しておらず、業界を調べまくった結果、
・そもそもそこまでウェブマーケが強い業界じゃないし
・仮にウェブマーケに本格参入してきても勝てる自信があるし
・というか業界全体が伸びれば良くない?
みたいなイメージに加え、自分たちの売上を公開したところで誰にも迷惑をかけないし自分たちが注目されて天狗にならないかだけ気をつけていればデメリット無しと判断しました。
12月と1月の振り返り
それでは本題の売上(税込)の推移と振り返りに入ります。
12月:8,774,470円
まず会社の基本方針を「売上の拡大」から「利益の拡大」にシフトした1ヶ月でした。
在庫が無くて商品のお届けが常に1〜3ヶ月後となっており、この状態で先に入金をしてまで待つお客様のほうが絶対に少なく広告費を増やしもCVRが悪いため効率が良くないと判断し、利益率が良くない広告を止めて採算の良いものだけを残し磨きました。
結果的に11月の売上が8,448,900円だったので先月比で売上は微増ですが利益率はかなり向上し過去最高営業利益を更新しました。
ただクリスマス特需の反動で12月24日頃から1週間ほど売上が低迷し、想定よりかは伸びませんでした。(途中までの売上を見ている感じ950くらいいくかなと思ってました)
1月:9,285,365円
基本方針は12月と同じです。
在庫の問題はまだ解決できておらず売上拡大より利益重視です。広告費は微増でしたが、その割には売上が伸びリピーターが少しずつ増えてきた印象です。そのため営業利益は狙い通り過去最高です。
終わりに
余談として2月以降の話を少しだけしておきます。
在庫問題はモンゴル側の工房の職人の採用と教育を急ピッチで進めており、3月末を目標に解決させます。
そしてそのタイミングで工房を拡大移転する予定で現在の約5倍の800㎡の工房に移転します。
これで月商1億くらいまでの生産に耐えられるので、職人の技術などの下地が整ったらまたアクセル全開で攻める予定で、
そのため3月末までは同梱物、カスタマサポートの補強、新製品の開発などを中心に売上増のための土台を作っていきます。
今回のnoteは以上です。引き続き宜しくお願いします。