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詩人の恋

9
繊細な詩人の恋を表現してみました。 あなたの青春のひと時と重なります様に・・・。
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#詩

詩人の恋 2

ふふふっ。 と 君の微笑み ふふっ。 と 僕の微笑み 寒いわねっ 鍋 それとも シチュー ? ・・・君は どっち? ふふふっ。 ふふっ。 ・・・食後  コーヒー それとも お茶? ・・・君はどっち? ふふふっ。  ふふっ。 ・・・デザート バニラ それとも ストロベリー? ・・・君はどっち? ふふふっ。 ふふっ。 あなたって 本当にこだわりがないのね? ・・・ふふふっ が 僕のこだわりだよ。 何それ・・・ふふふっ。 ふふっ。・・・と嬉し

詩人の恋 9

思いがけなく  一輪の 素敵な花を  手に入れました。 その花は これまで 見た事がない程に 可憐で 美しく  私にとっては 有り余るものでした。 それで 私は  高鳴る 非常な嬉しさと  それを 失う事への恐れから 戸惑い  思わず  泣いてしまいました・・・ すると その滴る 大粒の涙は  花ビラを 激しく揺らし 花ビラの 幾つかは  涙と共に 散ってしまいました・・ その素敵な花は あなたです。 あなたの美しさは 私のわがままな 

詩人の恋 10

人混みに 消えてゆく君は 肩をすくめて 微笑んでいた・・・       ※ 君が初めて 僕の前で  肩をすくめて 笑った時 少し滑稽で 可愛いらしく思っていた だけだった・・・のに お互いの時が 重なり合うにつれて 君が 微笑む時 いつの間にか… 僕も また 肩をすくめて 滑稽に 笑うようになっていたね。 あの時の シンクロ  お互いの瞳にあった確信は 本物だった・・・と思う。 ただ 二人は  その確信に 安堵し  最後の言葉が 素直に言えな