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最近 ・・・ 君は さりげない 微笑みの影で 悲しげな表情を 見せるよね 心優しい君が その悲しみを 僕に 隠しきれないのだから 君の心は どれほど痛むのだろうか? もし 君が 涙を流すなら・・・ 僕は 大切なペンを そっと置き ただ 君を抱きしめよう もし 君が 微笑むのなら・・・ 僕は 素早くペンを取り そよ風に 特別のお願いをして 春を告げる 蝶たちを 上手く 誘ってもらい 君の周りを ひらひらと 数周 踊ってもらおう
忙しい中 時折 会うくらいの方が 春の陽気の程で 心地よく 「ちょうど いいね・・・」 なんて あなたの口癖が 嫌いだったの・・・ ずっと あなたと一緒にいて 何かを語って 見つめあって 笑って いたかった・・・ それでも 冬の寒さは 和らぎつつ 愛も 次第に ほつれだし・・・ 一つになって 包まった布団 その中に 溜め込んだ 二人の 温もりも 春の のどかな日差しに 晒されては ぬるくなり クローゼットの闇 奥の方で