文スト120話感想
読みました、文スト120話。
なぜか今月号のヤングエースは1日発売だったので戸惑いました。
発売まであと2日くらいかな〜?とあぐらをかいていたらヤングエース12月号、絶賛発売中!!というポストが流れてきてひっくり返る羽目に。なんなんだ。どういうことなんだ。
私はアニメ5期が終わってから本格的に本誌派になった手合いなので、ヤングエースの発売日に対する意識があまりにも低いです。
一応、ネタバレ注意。対戦よろしくお願いします。
カラーの扉絵、かっこいいですね〜。
春河先生の絵柄が少し変わっているように感じたのですが、私は視覚情報を拾うのがかなり下手だという自覚があるので、そうは言っても自分の感覚が全く信じられないです。
ただ、今月号の1p目に関しては主線のメリハリがいつもより強く付いている気がするというか、わかりやすく言うと、いつもより太いペンで描いている、みたいな雰囲気がありますね。太いところがしっかり太いので。文ストは全体的に細めのペンで線を重ねて描かれているイメージがあったので、こういう太いペンのストロークは特別際立って見える気がします。本当にいつもと違うのかどうか、実際のところは全然わからないんですけれど。
扉絵もいつもより明暗がクッキリしている気がしますね。ただこれはこの芥川がとことん黒いからかもしれない。私の言うことは当てにならないです。
かっこいい絵だなあ。春河先生の絵はキャッチーで良いですよね。というか、ヒットする漫画の絵はだいたいキャッチーな気がします。
「あの目 見知った芥川の目」←恐らくこれは言葉通りに「見たことある」程度の表現で、本当の意味では見知ったものじゃないということですね。全く、敦の言うことは当てにならないです。(え!?!?)
いや、敦のことを忘れてて以前通りの芥川であるはずがありませんもん。敦のことがわからないってことは下手したら太宰のこともわからないんじゃないでしょうか、この芥川。
全く敦は自意識が低くて嫌になりますね。芥川の中の自分という存在のデカさをもう少し自覚したほうがいいんじゃないでしょうか。殺し合うことを約束した仲じゃないですか。全くもう。
冗談はさておき、敦が想像するように、私達の知らない間に芥川が全てを悟ったということはたぶん無いはずなので、ブラちゃんの情報が入り込んだ結果の束の間の落ち着きだと思います、これは。いや、断言できるほどの自信はないんですけど、少なくとも私はそうだと思います。
相変わらず芥川と神人の言ってることがちっともわかりません。浅学をお許しいただきたい。
いや、でも神人は何かこう……響き的に、もしかして仏教関連のことを仰っていたりするんでしょうか……??
と思って調べてみたんですけれど、神人の言っている「想蘊」「行蘊」は、般若心経に出てくる「五蘊」のうちのふたつみたいです。
想蘊がイメージ、行蘊が意思や意識……のことみたいです。
つまり……イメージ、意思や意識、みんな空(?)だよ!!ってこと?意味がないよ!!ってこと?
すみません、ちゃんと調べました。「皆空」(かいくう)というのは、「全てのものは因縁によって生じたもので、(略)虚しいものだということ」……らしいです。
要するに神人は騎士としてやる気まんまんな芥川(本当に?)に対して悟り切った返答をしているということですね。うーん、悍ましいやり取りだ。
すみません、ちゃんと調べました。芥川の言っている「我が魄」の、「魄」とは「人のたましい」のこと。
魄は魂と対になるもので、これらは死後分離し、天に昇るのが「魂」、地上に残るのが「魄」みたいです。
なるほどー。ブラちゃんの魂、というか魄を受け継いだ芥川にぴったりな言葉な訳ですね。魄、初めて知りました。漢字ひとつにこんな意味があるとは。
般若心経と魄についてはこれらのページ様が参考になったのでリンクを貼っておきます。私の説明はけちょんけちょんなのでこっちを見てもらったほうが良いかも。
https://www.kazoku24.com/column/article/column101/
それにしてもドスくん、お喋りである。説明されればされるほどドスくん(というか神人)が勝ち確なのは明らかなので、テンション上がってあれこれ解説しちゃうのもわかる気がします。いや、本当にどうするんだ?これ。
流石にこの程度で芥川が死ぬはずないですけど……!!だ、だってまだアニメのラストに繋がってないし……!!気張れ、芥川!!!!(無茶を言うな)
飛行機って、ドスくん一体どこに行く気なんだ。ていうか、ぶっちゃけ未だに神人を生み出してドスくんが何をするつもりなのか私はまだわかっていなくて、わかっていないことがめちゃくちゃ怖いです。この状況自体が目的だった……訳ではないんですよね?更なる目的地があると……?
うぎゃーーーー!!!!!!羽織カムバック福沢さんだ!!!!!!うぎゃーーーー!!!!!!
ちなみに私が文豪ストレイドッグスで一番好きなキャラクターは福沢さんです。
逃げてくれーーーーーー!!!!!!
ふ、福沢さんですらもどうでもいいと……。ドスくんの最終目的、というか、行動の意味はいったいどこに……。
ここで120話終了。ありがとうございました。掲載Pが少ないとのことでしたが、体感は全然短くなかったな。楽しかったー。次号が怖い。
救いがあるとすれば、敦とドスくんのやり取りを福沢さんが聞いていた可能性が高いということでしょうか……?神人が高次元の存在だということを、知っているのと知らないのとでは戦い方が全く異なると思うので……。
正直、ちょっと、わからないですけど……流石に勝算もなしにああして立ちはだかることは、福沢さんは、しない と 思うので……。
神人の情報を知った上で、何か考えがあってああして戦いを挑んでいる と 思いたいです……。いやでも、親友を利用された怒りはひときわ強いはずなので……。意外と福沢さん、は最後は感情で動く人だったりするので……。正直わからないです……。
神人に勝てる気は しないんですけど……。すみません福沢さん……。でも、国木田たちがやられてしまったことは福沢さんは(恐らく異能の気配で)把握しているはずで……。福沢さんがドスくんを逃がすわけにはいかないということも、理解できます……。どうしよう……。福沢さんが死んだらまともに日本語を喋れなくなるかもしれない……。でも次号が楽しみだ……。
というか、まだ乱歩が出てきていないのも気がかりです……。知らない間に福沢さんと合流していた可能性はありますが、どうでしょうね……。
ちょっと今はこれ以上のことは言えないな……。今回はこのくらいにしておきます。では、また次号が発売された折に、また感想を書くと思うので。
ありがとうございました。
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