ずっと「夢組」だと思って疑わなかったけれど、実は「叶え組」だった話
お灸をいただきました。
私はアーユルヴェーダ診断では〝ピッタ〟なのだが、手足の冷え、特に足の冷えが気になるので、毎朝お灸をして解消していこう。
ツボは〝三陰交〟一択で。
一緒に同梱してくれた商品で画期的だなと思ったのが、「火を使わないお灸」。
これ、使い切ったら買い足そうと思ってます。
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サクちゃんさんの『世界は夢組と叶え組でできている』を読み進めていて、ページをめくるたびに「わかるわかる!」とメモしながら、考えながら読んでいる。
私は、「ずっと夢組だと思って疑わなかったけれど、実は叶え組だった」っていうタイプなんだけれど。
それで、ヤンキータイプよりはオタクタイプで、一人でコツコツ作業を積み重ねることに喜びを見出す。
大学を卒業して就職し、制作プロダクションで「3年働いたら雑誌の編集プロダクションに行くのだ」といきこんでいて。
宣伝会議の「編集ライター養成講座」に通ったり、コピーライターにもなりたいなぁなんて夢見ていた。
ひょんなことから広告代理店に転職し、うっかりプロモーション分野に足を突っ込んだが最後、プランナーとして10年ほど広告業界に身を置いた。
「自分は夢組、先の未来の目標に向かって、やりたいことをやっていく」と思っていたけれど、反面「なんか違うなぁ」というモヤモヤを抱えていたのも事実。
私のやりたいことは、大手クライアントの仕事をするとか、自分の名前が表に出るとか、収入が増えるとか、そういう副産物への期待で、自分中心のことばかり。
それが叶ってしまったら、その次はもっと大きく、もっとたくさん、となる一方で広がりがないし、「流石にその先は無理だよなぁ」って諦めてもいたから、未来につながっていくはずの道が通行止めになってしまった感じ。
「ずっと続けていく」となったら「なんか違うなぁ」という違和感にぶつかってしまうから、なんとなく続けて、続けたら何か見えるだろうとごまかしていたけれど、とうとうごまかしきれなくなったのが今。
それで会社を辞めた。
物理的に行けなくなってしまった(やりたいことがなくなった)のだけれど。
もちろん、自分は「夢組」だと思っていたから、自分への期待値がものすごく高くて(プライドが高いともいう)、今までやってきた仕事もどこかで「私はもっとやれることがある」と見下していた感じもある。
で、結局できなくて(やるんだけど本当に苦しい)、できないけど「できません」って言えなくて必死でやって、それをスタンダードにしていく苦しみ。(書いてるだけ苦しい)
背伸びは成長するのかもしれないけれど、ずっとつま先立ちはツライ。
「私はこんなことしかできない」っていう自分を卑下するとか謙遜するとかではなくて、等身大の自分を正直に見て「私はこうだよね」と肯定する練習をしている最中。
そのために環境を変えて、時間がたっぷりある中で等身大の自分を見ていこうっていう話。