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第6回|補助金の先払い状態を作ろう|はじめての補助金講座


はじめに

こんにちは、ハリー・サポーターです。

この『はじめての補助金講座』では、補助金に興味を持った方に向けて、補助金がどういうものなのか、全6回で分かりやすく解説していきます。

はじめての補助金|全6回
補助金は本当にお得です
東京都の事業者向け、定番補助金
まずは経費計画から考えよう
事業計画を組み立てよう
知らなきゃ危ない、補助金申請の注意点
補助金の先払い状態を作ろう

今回は、『補助金の先払い状態』を作るための手法についてご案内します。それでは、内容に入っていきましょう。

1.補助金の入金には時間がかかる

第5回でも説明しましたように、補助金の入金には時間がかかります。

補助金は、経費のキャッシュバックです。経費を使って、それを報告して、認定されて、初めて入金されます。だから、申請から入金まで、1年はかかってしまうのが通常です。

ただし、補助金が先払いされた状態を作れる、よく使われる手法が2つあります。今回は、それをご案内します。

2.補助金の概算払い

1つは、『概算払い』です。一部の補助金だけ、補助金の一部先払いが認められているケースがあります。

例えば、『小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)』や『事業再構築補助金』では、『概算払い』が認められていました。『概算払い』が認められるか、申請する公募要領を確認してみましょう。

3.補助金のつなぎ融資

2つ目は、つなぎ融資です。

補助金の採択・交付決定を受けると、『補助金のつなぎ融資』が受けられる場合があります。『補助金のつなぎ融資』というのは、『補助金が入金されたらそれで返済する』というような内容で、金融機関からお金を借りることです。

これが実現すると、事実上、補助金が先払いされたような状態になります。補助金を申請する場合には、信用金庫などに早めに相談しておきましょう。

まとめ

補助金の先払い状態を作ることは、とても大切です。

せっかく補助金に採択されたなら、キャッシュフローの不安を減らし、補助金を有効に活用するためにも、早めに、補助金の先払い状態を作るようにしておきたいですね。

それではまた!

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