川崎内定・山内日向汰 キャプテンとして挑む、大学最後の一年 「自分たちの色で、チームをつくりあげていく」
2024シーズン川崎フロンターレ加入内定を早々に決めた、HURONリカバリーパートナーの桐蔭横浜大学サッカー部 MF山内日向汰(やまうち・ひなた)選手。大学ラストイヤーとなる今シーズンは、キャプテンにも就任し、チームを牽引しています。昨シーズン主力を担った4年生が多く抜け、新たなチームづくりを求められているなか、キャプテンとしてどのような地図を描いているのでしょうか?
新キャプテン就任も「なるべく気負わず、いつも通りに」
ーまずは、川崎フロンターレ加入内定おめでとうございます。反響はいかがですか?
ありがとうございます。めちゃくちゃ反響があったというわけではありませんが、いろいろな人から「おめでとう」と言ってもらえました。SNSのフォロワーもちょっと増えました(笑)。
ー4年生となった今シーズンはキャプテンに就任しましたが、どのようなチームを目指しているのでしょうか?
昨シーズンは当時の4年生が多く試合に出場していたので、いまは一からチームをつくっていかなければいけません。すごく大変なシーズンになるとは思いますが、自分たちの代ならではの色で、よりおもしろいサッカーをしていけたらなと。
ー川崎フロンターレでは先輩の橘田健人(2020年度卒)選手がキャプテンになりましたね。
健人くんがキャプテンになるなら自分もできるかなって(笑)。自分自身、キャプテン就任は初めてです。グイグイ引っ張っていくタイプでもないので、副キャプテンと協力しながら、自分にできることをやろうと思います。監督からも期待されている部分もあると思いますが、なるべく気負わずに、いつも通りやります。
「大学で積み上げたものがあれば、プロでも活躍できる」
ー自分たちの代ならではの色、とは具体的に?
昨シーズンはタレント揃いで「個の暴力」といった感じでしたが、今シーズンはチームとして、もっとアイデアを共有していきたいと思っています。インカレでは4年生に支えられていることを強く感じました。ただ、そのなかでも(井出)真太郎やワチ(白輪地敬大)、神田(洸樹)が活躍したのは今シーズンに繋がる部分になりました。大会中も「おれたちがもっとやらないと」という話はお互いにしていましたね。
ー結果を残すためには上級生だけでなく、下級生の活躍も必要になってくるはずです。期待している選手はいますか?
2年生で期待しているのは、(永井)大士や(木脇)蓮苑、(根本)鼓太郎ですね。すごく上手いですし、楽しみです。
ープロの世界に進み、活躍している先輩たちの姿も刺激になっていると思います。最後に、今シーズンの意気込みを聞かせてください。
大学で積み上げたものがあればプロの世界でも活躍できるんだと感じます。もっと早くその舞台でやりたいと思うようになりましたし、実現できるように一年間挑戦していきたいです。