今、注目のnoteとは?
働き方改革から始まり、老後2000万問題、ウィルスの蔓延等、近年日本は迷走を続けております。本業で稼げる人はごく一部で、その他は残業も失くされ収入も減っています。なおかつ、国や企業が面倒を見きれないから副業をすすめるのです。いきなりそう言われても何をすればよいのか分かりませんよね?ただ、「何かないかな」とネットやsnsをフラフラと見てるだけで日々過ごしてるかと思います。そんな方におすすめのnoteについてレポートしようと思います。
ノート
クリエイターやブロガーの方から大きな支持を得ているnote。現在では個人だけでなく、多くの企業が発信の場として活用しています。
しかし、noteは聞いたことはあるけど、
どんなことができるのかわからない。
ビジネスとして活かす方法がわからない。
など、疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
noteは、文章や音声、動画など様々な形で投稿できるなど、かなり自由度の高いプラットフォームになります。しかし自由度が高いぶん、具体的に何ができて、何ができないのかわからない人も多いかと思います。
今回のレポートでは、「note」の基本的なことからビジネスでの活用方法まで細かくレポートしていきます。活用事例を踏まえながらレポートしていくので、参考にしてみてください。
noteとは
上記にてご紹介しましたが、noteは文章や動画など様々なコンテンツを投稿できるプラットフォームです。投稿できるコンテンツは以下の通りです。
文章・画像・音声・動画・つぶやき
「note」のアカウントを作成するとこれらのコンテンツを投稿できるようになります。
文章は、ブログのようなもので、文章を書いて、間に画像等を投稿することができます。装飾がWordPressなどと比べると少ないですが、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を使用しなくても投稿できるので、思ったことをすぐに投稿できるのが利点です。
音声は、自分の歌った音声データなどを投稿して共有することができるものです。音声と画像を組み合わせるなど、自由度も高いのが魅力です。
動画は、YouTubeの動画リンクなどを共有できます。文章や画像だけでは伝わらないことを動画で補足するなどの使い方ができます。基本的にはブログと同じようなものです。
つぶやきは、SNSのように140字以内のテキストで投稿できるものです。リアルタイムで感じたことをそのまま発信できるので、SNSと同様の効果があります。
上記のように様々な発信ができる「note」ですが、具体的にどんな活用法があるのでしょうか。
noteでできること・できないこと
先ほどの紹介のように、「note」では、5つのコンテンツを投稿することができます。でも、実際どのように活用するのか、どのようなことができるのかわからない方も多いでしょう。ここでは、「note」でできること・できないことをそれぞれ2つずつご紹介します。
できること
コンテンツを有料化できる
「note」内でコミュニケーションが取れる
できないこと
広告を掲載できない
デザインをカスタマイズできない
それでは、それぞれ詳しく説明していきます。
できること1:コンテンツを有料化できる
まず、できることの1つ目、「コンテンツの有料化」です。「note」では、自身が作成したコンテンツを無料で公開できる他、有料でも公開することができます。
例えば、「会計事務所で働いていて確定申告の知識がある」という人が、確定申告のノウハウを「note」上で公開しようと思っています。でも「このノウハウを無料で公開するのは惜しいな」と思った場合、そのコンテンツを100円~10,000円で値付けをして、有料で公開することができます。
そして「note」にはプレミアム会員という有料会員があり、プレミアム会員になると10,000円の上限が50,000円になります。このように、自身のコンテンツを有料化することで、コンテンツに価値を生み出せます。
「note」では「マガジン」という、作成したコンテンツをカテゴリーごとにまとめられるものがあり、作成したコンテンツを「マガジン」でまとめて販売することも可能です。プレミアム会員になると、さらにこの「マガジン」を定期購読販売することもできます。
できること2:「note」内でコミュニケーションが取れる
「note」はSNSと同じように、ユーザー同士でアカウントを「フォロー」することができます。フォローしたユーザーはコンテンツに興味や共感を持った方が多いです。そのユーザーと、コミュニケーションをとったり、コンテンツに「スキ」や「コメント」を残したりすることで、他のユーザーにシェアしてもらうこともできます。
「note」を企業が活用する場合、ユーザーとのコミュニケーションが重要になります。丁寧かつフレンドリーに交流することで、自社のブランディングにも繋がります。
できないこと1:広告を掲載できない
ここからは、「note」でできないことをご紹介します。
「note」では、「広告掲載」をすることができません。通常、ブログやサイトを運営する際に、アフィリエイトリンクやGoogleアドセンスなどの広告を掲載して、広告収益を得ることができますが、「note」ではそれができません。
「note」では、広告を掲載できない代わりに、コンテンツ自体を有料化することで収益を得る仕組みになっています。「商品を売るのを目的ではなく、コンテンツ自体を商品とする」のが「note」です。
できないこと2:デザインをカスタマイズできない
「note」では、作成したコンテンツの見た目のデザインをカスタマイズすることができません。そのため、他の人のコンテンツと見た目的に差別化ができないという特徴があります。
WordPressなどは文字の色やフォント、配置などを自由にカスタマイズすることができますが、「note」では基本的にフォントやデザインが統一されています。カスタマイズの自由度を求めるのであれば「note」は向いていませんが、逆に言えば、見た目部分で差別化されないというメリットもあります。
例えば、デザインが得意なユーザーが作成したサイトは見やすく、多くのユーザーが集まります。ただ、デザインが得意でないユーザーは、見た目だけでユーザーが集まりにくくなってしまいます。このように、見た目が統一されていることで、見た目で判断されず、コンテンツの内容を重視してもらえるというメリットもあります。
noteの料金形態
続いて、「note」の料金形態についてご紹介していきます。
「note」は基本的に無料で利用できるプラットフォームですが、有料会員である「プレミアム会員」もあるので、その点を詳しくご紹介していこうと思います。
通常「note」は無料で利用できます。アカウントさえ作ってしまえばコンテンツを配信できてしまいます。ただ、月額500円を支払うことで有料会員である「プレミアム会員」になることができます。
「プレミアム会員」になると、以下の6つのことができます。
定期購読マガジンの申し込み
コンテンツの予約投稿
コメント欄のON/OFF機能
有料コンテンツの価格上限をUP(10,000円→50,000円)
数量限定販売
Amazonウィジェット
参考:プレミアム会員でできること – noteヘルプセンター
初めは無料で始めて、月額500円以上の料金を回収できるようになったら「プレミアム会員」にグレードアップするといった使い方が良いでしょう。企業で利用する場合は、コメント欄のON/OFFなど、有効的に利用できる機能があるため、初めから「プレミアム会員」にしても良いでしょう。
noteとブログの違いとは
続いて、「note」と「ブログ」の違いについてご紹介します。
今回ご紹介する違いは以下の3つです。
ユーザーの流入先
広告掲載の有無
なくなる危険性がある
ユーザーの流入先
まず、「note」と「ブログ」では、ユーザーの流入先が異なります。
具体的に説明すると、「note」の場合「note」内のフォロワーなどから、流入することがメインとなります。対して、「ブログ」の場合はGoogleやYahoo!などの検索エンジンからの検索流入がメインになります。
このように、ユーザーがどのように入ってくるかで大きな違いがあります。つまり、「ブログ」の場合はGoogleに認められて検索の上位に表示されることを目指しますが、「note」の場合は、フォロワー数を多く獲得することを目指すことになります。
広告掲載の有無
先ほどもご紹介しましたが、「note」には広告を掲載することができません。そのため、「ブログ」のように広告を掲載して、広告収入を得ることができなくなっています。
しかし、「note」はコンテンツを有料化して配信することが可能です。収益面で「note」と「ブログ」は大きく違うのです。
また、「note」にはサイドバーがありません。サイドバーとは、ブログなどでよく見る、ページの左右に広告やプロフィールを掲載する場所のことです。「ブログ」ではサイドバーをうまくカスタマイズすることで、見た目をよくする働きがあるので、カスタマイズ性が低いという点は「note」の欠点と言えます。
しかし、HTMLやCSSなどの難しい知識が必要ないという点では、初心者でも簡単に始められるというメリットもあります。
なくなる危険性がある
ここまでご紹介してきた「ブログ」は、自分で運営しているものを基準に比較してきました。「ブログ」と言っても、無料で利用できる簡単なものから、有料で自分のサーバーで運営しているものなど種類があります。
自分で運営している「ブログ」は、レンタルサーバーの解約をしない限り、なくなることはありません。しかし、無料ブログの場合は、レンタルサービスのため、そのサービスが終了してしまうと、これまで作成したコンテンツが全てなくなってしまいます。
「note」はこの無料ブログと似ており、「note」のサービスが終了してしまったり、「note」の都合でコンテンツに規制がかかってしまったりする可能性があります。レンタルサービスを利用する上では、なくなる可能性があるという「リスク」があることを理解しておきましょう。
noteを使ったマーケティングを成功させるポイント
続いて、「note」を利用したマーケティングを成功させるポイントについてご紹介します。今回ご紹介するのは以下の2つです。
Twitterを活用してユーザーの流入を増やす
ユーザーが面白いと思うコンテンツを作る
Twitterを活用してユーザーの流入を増やす
先ほど、「note」はGoogleなどの検索流入ではなく、フォロワーなどからの流入が多いとご紹介しました。そのため、SEO対策をして、コンテンツを作成してもあまり効果がありません。
「note」で流入を増やすためには、TwitterなどのSNSを活用してユーザーを「note」に集客する必要があります。なので、「note」でマーケティングを成功させるためには、SNSを活用して集客するのがポイントになります。
ユーザーが面白いと思うコンテンツを作る
続いて、「ユーザーが面白いと思うコンテンツを作ること」が2つ目のポイントです。
「面白いコンテンツを作る」というのは、ユーザーが読んでみたいと思うものを作るということです。
検索流入の場合、ユーザーは問題の解決を求めてコンテンツを読みます。しかし、「note」の場合は、フォロワーの流入がほとんどのため、フォロワーが面白いと思うコンテンツを作ることが重要になるわけです。
noteを活用した事例
最後に、「note」を活用している企業の事例をご紹介します。参考にしてみてください。
「ZOZO FashionTechNews」の活用事例です。
ZOZOでは、ファッション×テクノロジーを発信するニュースメディアです。国内外のテクノロジーに関して、ファッションの視点で切り込んでいく面白いコンテンツが豊富にあります。ファッションに興味がある方が多く集まる傾向があります。
まとめ
ここまで目を通していただきありがとうございます。「note」の基本的なことから、ビジネスでの活用方法などを簡単に紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
「note」はブログやSNSなどと似て非なる存在です。文章だけでなく、画像や動画などを投稿できる分にはTwitterなどと変わりませんが、本格的な文章を投稿できたり、有料のコンテンツとして販売できたり、他のサービスにはない特徴があります。
「note」は、現在企業で利用されることも多く、マーケティングとして活用もされています。コンテンツ自体を商品にして、マーケティングを行うことができる「note」は今後も、参入する企業が増えていくでしょう。
無料で始めることができるので、気になった方はぜひ、始めてみてください。
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また、自分の知識やスキル、経験を副業(収益)にしたい方はこちらに詳しくレポートを書いていますのでよろしければどうぞご閲覧下さい。
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