生産性向上|ブラインドタッチへの憧れ|音声入力
タイピングヒストリー
今の若い人には想像できないかもしれませんが、僕の幼少期(1980年代)には、我が家にはパソコンはありませんでした。
といっても、最近の若い人は、パソコンを通り越して、スマホしか触ったことがない人もいるらしいので、結局、僕と同じなのかもしれません。
当時でも、親が理系の人の家には、NECのパソコンがあったりもしましたが、 両親ともに文系職だった我が家にはパソコンはありませんでした。
我が家は共稼ぎだったこともあり、どちらかと言うと白物家電には積極投資していましたが、黒物家電のほうは導入が他所よりも遅れていたような気がします。
具体的には、全自動洗濯機・食洗機等は他の家よりもかなり導入が早かったですが、 その一方でビデオデッキやファミコンの導入は遅かったです。
ファミコンがやってきたのは僕が小学5年生の時。
スーパーマリオブームで親も仕方なく購入許可しました。
そして僕が初めてキーボードと言うものに触れたのは中二の時。
当時、親が仕事で使うと言うことでワープロと言う機械を購入しました。
文字を打つためだけの専用機です。
タイプライターが中途半端に進化した機械です。
今だと問題になりそうですが、若くて覚えるのが速いと言うこともあり、親から少しお小遣いをもらって親の仕事の書類作りを手伝っていました。
ただ、タイピングの先生などいませんし、インターネットもないのでネットでタイピングについて調べることもできません。
とにかく自己流で打ち続けました。
そして、それが将来、禍となります。
ブラインドタッチの速度
社会人になり始めてパソコンと言うものに触れました。
そして周りの人がブラインドタッチと言う技を使っているのを知ることになります。
この時にすぐにブラインドタッチを学んでいればよかったのですが、いかんせん僕の自己流の打ち方は、それはそれでかなりの速さがありました。
当時、タイピングのスピードを競う北斗の拳ゲームがあったのですが(タイピングに合わせて「わちゃちゃちゃちゃー」とケンシロウが叫ぶゲーム)、周囲のブラインドタッチの人と、ほぼ同じ速度で打ち込むことができました。
ですのでそのままブラインドタッチを覚えることなくアラサーアラフォーと歳をとっていきます。
10年に1度くらいブラインドタッチに憧れトライするのですが、やはり歳をとればとるほどそれまでの自己流のタイピングが止めることができません。
今も、2つのサイトで自己流の打ち方でタイピングしてみましたが、まあまあの結果を得ることができました。
ブラインドタッチのススメ
ただ、速度自体は速いのですが、ブラインドタッチしてるわけではないので
と非常に偏った体力を消耗してタイピングしています。
時には、左右の手がクロスすることも!
生産性向上を趣味としているくせに、ブラインドタッチができないなんて、こんなに恥ずかしいことはないので、まだブラインドタッチができない人は、ぜひ若いうちに身に付けることをお勧めします。
音声入力へのシフト
そして、僕はもう手遅れなので、ブラインドタッチを諦め、代わりに音声入力を速やかに行うべく、日本語・英語・中国語の発音練習に取り組もうと思っています。
この文章の通り、英語の音声入力は割ときれいに入力できました。
ただ、中国語でも挑戦しましたが、めちゃくちゃな文章が仕上がりました。
将来の入力方法
日曜日に見たあるテレビ番組。
進化した宇宙人のイメージ図を書くコーナーがありました。
そこでゲストの宇宙の権威な人が、ある人の絵を見て言っていたのですが「脳みそが進化して大きくなるのは間違いないが、インプットするデバイスが必要なので必ず手と言うものも必要になる」と言ってました。
ただ僕はこの発言を聞いていて少し違和感を感じてました。
インプットは、必ず手で行う必要はないなと思ってるからです。
今こうやって書いているように音声入力もできますし、漫画”宇宙兄弟”の中では、まばたきをすることでタイピングする人も登場します。
さらに将来なって進化していけば頭の中で考えるだけで文字が打てるようになるのかもしれません。
僕は技術者ではないので具体的に現在のテクノロジーがどの程度なのかよくわかっていませんが、おそらく音声入力も進化し、滑舌が悪い僕の日本語ですらきれいに聞き取れ、それが仮に大阪弁であっても見事な標準語に直してくれるようなデバイスが出るものだと信じています。
どこかの天才に期待したいです。