冷やしラーメン、いかない?
〝冷やし中華〟も好きだけれど、冷たいスープにどっぷりつかった〝冷やしラーメン〟も好きなのだ。
最近、〝冷やしラーメン〟の認知度がどんどん上がってきていると思うのだが‥‥。
いや、たぶんそうだ。だから〝冷やし中華〟に続いていこう。この2023年7月に自分が食した〝冷やしラーメン〟をただただ紹介する、ゆる~い企画。
まずは、雑色『大枡』。
町中華の有名店。オープン前から行列ができている。並んで食べました。
「つめたいラーメン」¥750。
2016年から『大枡』には足を運んでいるのだけれど、夏になるとこの「つめたいラーメン」を思い出すんだよね。
麺が独特で、韓国冷麺みたいな食感だよ。
次は新鋭、本郷三丁目『凛』。
名だたるラーメン店が割拠する本郷三丁目。いやぁ、ここで店を構えるのは勇気がいるだろう。
いただいたのは牛骨出汁の「冷やし牛塩レモンラーメン」¥850。
何だろう? オリーブオイルかな? 超スッキリ。ふわっと香ったあとに、スパッと切れる。
綺麗な冷やしラーメンだった。
次は、変わりだねをひとつ。
駅そば店が提供する冷やしラーメン。
高幡不動駅内にある『高幡そば』。
『高幡そば』には「鳥中華」なるメニューがあって、その冷やし版が「冷たい鳥中華」(¥600)だ。
醤油が立った蕎麦つゆに中華麺。これがまた美味いのだ。
店員さんにお願いして〝ワサビ〟をもらうこと。これ必須。
途中でワサビを落として味変する。これがまた格別に美味いのだよ。至福の600円。
(明大前駅にも『高幡そば』はあるらしいが、入ったことが無い)
次だつぎ――。
噂を聞きつけ東京を飛び出した。
最寄りは横浜線矢部駅、『小川』。
昔ながら支那そば評判。直球で真っこう勝負のラーメン店だ。さすがに行列。
夏季限定のメニュー「冷たい中華そば」(¥950)をいただく。
完成度の高い中華そばをそのまま1mmもバランスを崩さずに冷製にしたような‥‥。恐ろしく美味な一杯だった。
最後。
東大和市の『大冬樹』。
『大冬樹』には〝夏の風物詩〟とも言われている冷やしラーメンがある。「金目鯛の冷製麺」¥880。
金目鯛と昆布などからとった黄金スープに細麺がよくあっている。
もうスルスル胃の腑に入っていく。
好みでコーレーグースーをたらしても良いらしいが、自分はそのままで充分満足だった。
で、この冷製金目鯛スープに合わしたいものがもうひとつ。「鮭と明太子の冷製飯」¥300。
下の白飯は洗ってあってサラサラだ。ここにラーメンどんぶりから黄金スープを分けて入れる。
ありゃぁ、炭水化物の取り過ぎだ。でも食べずにはいられない、美味しいからさ。
あぁ、今年は暑い日が続きそう。
〝冷やし中華〟に〝冷やしラーメン〟、まだまだ食べまくるんだろうな。