ネガティブだけど
こんにちは。huNGry JumBlEのオーナー・デザイナーをやっているヨウコといいます。
初めてのnoteの更新。
先日ブランドで「ネガカワ」(ネガティブだけどカワイイとかネガティブでもカワイイといった略語)
というコンセプトを掲げてルック撮影をしました。
このコンセプトや撮影までのエピソードが面白かったので、
今日は「ネガティブ」について書いてみようと思います。
huNGry JumBlEを知ってくださっている方から
ブランドの世界観を見ると"いつも前向きで明るそう!"
みたいに言ってもらうことがよくあるのですが、
基本、私はネガティブです。
今年に入って、仕事のことやこれからのこと、色々と悩むことが多くて不安でたまらなかった時期に、あるスタイリストさんから「huNGryの世界観やコンセプトがすごく素敵なので、何か協力させていただけることがあれば」と連絡いただきました。
ちょうど、「生産者の見えるものづくり」という企画をやっていて、それに協力してくれたイラストレータんが描いてくれたデザインのスニーカーができあがったとこでした。
タイミングもよく、いい機会だったので撮影や販売に向けてのスタイリングやディレクションを、そのスタイリストさんにお願いすることになりました。
その際、ただ普通に撮影してもつまらないからコンセプトを考えよう!という話になり、あれこれ会話をしました。
スニーカーのイラストを描いてくれた方も一緒になって、さらに話合いを重ねた時に出てきたキーワードが「ネガティブ」でした。
私自身、「ネガティブ」という感情に振り回され、否定して逃げ回ってきました。
ネガティブを受け入れるなんて無理!できることならポジティブに変わりたい!といつも思っているのですが、、、そう簡単には変われません。
話合いの中で、「暗い考え、悩んだり落ち込んだりすることがあるからこそ気づけて成長していける」っていう話や
逆に「自分のコンプレックスとかネガティブな部分を無理やり肯定しようとか好きになろうと藻掻かなくても、ありのままを自分自身で「そっかそっか、そういう自分もあるよね」って受け入れてあげることができたら心も少し楽になるよね」っていう話が出ましたした。
そこから“ネガカワ”(ネガティブだけどカワイイとか、ネガティブでもカワイイといった言葉の略語)という言葉が生まれて、それをコンセプトに作品を作ろうということになりました。
それからも、いろんなことを考えました。
私自身、大人になっていく中で自分の気持ちとか好きな事とか本音より、周りの目とか立場とかそういうものを優先してしまって、自分の気持ちを押し殺してしまいすぎたせいで
自分の本心は何で、何が好きで、何にワクワクしてっていうのが分からなくなってしまう時があります。
無理がきかなくなって爆発して、自分の心と向き合わざるを得なくなったこととかもあって、、、。
でもそれってそういうネガティブ(自分の気持ちを押し殺したり無理したり)っていう経験があってこそ初めて、自分の本心に向き合えるなと、、、
そんな風に考えるようになりました。
今でもネガティブだし、すぐ部屋は散らかるし、子供の学校とか保育園の手紙は読み忘れるし無くすし、、、笑!
ダメなところはいっぱいあるけど、ありのままの自分も受け入れて、頑張れるところは頑張って、でも無理しすぎずにってマインドに今はなっています。
この話合いで生まれた“ネガカワ”というコンセプトが、少しでも誰かの心が軽くなるメッセージになるといいなという気持ちで撮影に挑みました。
それから撮影の時は、フォトグラファーさんや、ヘアメイクさんもすごく力を貸してくれて、作品としてとても良い物が出来上がって、気に入っているので、ZINEとして形にしようと準備を進めています。
huNGryはまだ小さなブランドかもしれないけど、
お洋服やデザインを通して、こういったことも発信していきたいと考えています。
それでは、またnoteも更新するので(断言しておかないとやらないから書いておきます笑)是非読んでいただけると嬉しいです👋
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