木で生活を彩る **ウォールナット編**
Humyhumyでは、ウォールナットを随所に使用しています。
たくさんの木と接してきましたが、その中でもウォールナットは上品で魅力的な木です。
生活の中に、ちょっとプラスの上質感を演出してくれる存在です。
そんなウォールナットの美しさを、私達がどのように引き出しているかお話させてください。
ウォールナットとは??
ウォールナット
聞いたことがありますか?
ウォールナットは胡桃の木です。
木材の世界には、世界三大銘木と呼ばれるものがあります。
ウォールナットはチークとマホガニーと並ぶ世界三大銘木の一つです。
銘木とよばれるにふさわしい非常に美しい木です。
独特の色調や程よい固さという性能の良さから高級家具に使用されています。
最大の魅力は、その美しい木肌です。
濃い深みのある茶色に、独特の濃淡が美しい木目が入り、とても上品で重厚感があります。
木目をよく見ると、褐色の生地・黒みがかった木目の流れ・場所によっては紫がかった色味などが混ざり合い、上品なグラデーションになっています。着色では再現できない天然のグラデーションにうっとりします。
繰り返す工程
そんな美しいウォールナットも最初は、写真のような状態で入荷されます。
ここから機械で表面を削り、割れた部分など使えない端を落とし、良い部分だけ使います。何度も機械に通すとあの美しい木目が現れます。引き割り作業が始まると、ほのかに独特なお香のようなにおいが漂います。
最後は細かいペーパーをかけると、きめ細かい表面に仕上がります。
塗装のチカラ
製品が完成した後は、さらに細かいペーパーを手作業でかけて表面を整え、最後に仕上げの塗装をかけます。
ウォールナットの天然の色味を活かすため、一切着色せず、透明のウレタン塗装をかけていきます。
プロの塗装職人が、スプレーガンで均等に薄く塗装をかけると、木に命が宿ったように瑞々しい木肌が現れます。
サァっと色が変わる瞬間は見事です。
人の肌と同じで木肌も全て違う
人の肌の色や質がそれぞれ同じように、同じ材種でも、全く同じ木肌のものはありません。微妙に濃かったり、薄かったり、木目が違ったり…。
これは天然木ならではの魅力のひとつです。
同じ色み木目の物はないたった一つのオリジナル品です。
食卓やキッチン・インテリア・アウトドアなど様々な場所で、生活に彩りを与えてくれることを願っています。
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