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30代から「絵本の出版」を夢見る話

1.かなえたい夢がない?

noteのお知らせで「#かなえたい夢」をテーマにしたコンテストを知りました。

最近noteへの投稿にハマっている身として(是非参加してみよう!)…と思ったものの「かなえたい夢」が全く思い浮かびません

夢を叶えた訳でもないのに、夢が思い浮かばないなんて悲しい話です。

大人になる途中で夢見る事を止めたのかもしれません。

今回のコンテストに便乗して自分の「かなえたい夢」を考えてみようと思います。


2.かなえたかった夢

今「かなえたい夢」は思い浮かびませんが、かつて「かなえたかった夢」は明確にありました。

それは「ロックバンドで飯を食う事」です。

小学生の頃、初めてカッコいいと感じた音楽がロックで、中学生からギターを始めました。

高校生から本格的にバンドを始め、真剣に音楽の道に進もうと考えていました。

大学受験も就職もする気がなく、アルバイトをしながらバンドをする予定でした。

案の定、親に猛反対されます。

私が高校生の頃「リーマンショック」により大不況が巻き起こりました。

そしてその頃、父親は会社の役員を務めていて、大勢の社員をリストラしなければならず日々苦しんでいました。

そんな時、息子が「進学も就職もしない」と言い出した訳です。

父親は鬼の形相で「進学しろ」と説教しました。

私は本気で反抗しました。

人生最初で最後の父親相手の殴り合いとなり、私は右手の甲を複雑骨折しました。

いくらロックローラーだったとはいえ、パンチの効き過ぎたエピソードですね…

ちなみに父親は無傷でした。

骨が治るまでの2ヶ月間、利き手が使えないのでバンドもアルバイトも休みました。

何もせず腐っていると父からドライブに誘われました。

車内で色んな話を聞かせてくれました。

仕事のこと。

家族のこと。

結婚する前のこと。

死んだじいちゃんのこと。

気がつくと、父と素直に話せるようになっていました。

そして、父の言う通り進学する事に決めました。

大学に進学した後もバンドは続けましたが、高校時代程の熱量は無くなっていました。

進学した時点で「ロックで飯を食う」夢は途絶え、「バンドは趣味」になったのです。

それ以降、明確な夢を持っていない気がします。


3.夢と目標

夢は無いものの常に目標は立ててきました。

[プライベートの目標]
・20代前半で車が欲しい
・20代後半で高級時計が欲しい
・30歳までに結婚したい
・30代前半までに子供が欲しい
・マイホームが欲しい

[仕事の目標]
・毎期ノルマを達成する
・資格を取得する
・人事の仕事に就く
・30歳時点で年収〇〇万円を超える

もちろん全ては達成できませんでしたが、その都度目標に向かって努力してきました。

そして今後達成したい目標もあります。

[今後の目標]
・家族を充分養える収入を得る
・5年以内に大きな車に買い替える
・定年までに〇〇万円貯蓄を貯める

夢と目標…何が違うのでしょうか?

私が目標と呼んでいるものは、他人から見れば夢と同じかもしれません。

しかし先ほど書いた目標達は、かつての夢だった「ロックバンドで飯を食う」とは明確に違うものだと考えています。

私にとって“目標”とは「努力で届く範囲にあるもので、今の人生をより良くする為のマイルストーン」です。

これに対し“夢”は「努力で叶う保証は無く、叶えれば人生そのものが変わるもの」です。

大人になって社会に出て、生きる為に夢ではなく目標ばかりを意識してきました。

言い換えるなら、ロックスターは諦めて会社員としてコツコツ働いてきました。

もちろん会社員としての現在の生活も大切で、これまでの人生に後悔はありません。

しかし、今でも人生を変えてしまうような夢を持つことは不可能ではないはずです。

今一度心が燃えるような夢を持ってみたくなりました。


4.絵本出版を夢に

約5年前からコロナの流行により音楽関係の趣味は一切活動していません。

パンデミックな時代でも楽しめる新しい趣味を探して、約2年前から絵を描き始めました。

そして現在は描いたイラストや絵本をインターネットに投稿しています。

noteもイラストに関する情報発信の場として始めましたが、文章を書く事も好きなので本稿のようなイラストに関係が無い記事も投稿しています。

このように絵と文章を書く事が趣味なので、絵本作りは自分に向いている趣味だと自負しています。

元々バンドをしていた時も、物語を考えて歌詞に載せる事が得意でした。

絵本ひろばというホームページで私の絵本が読めますので、ご興味がある方は見ていただけると幸いです


これらを踏まえて“絵本の出版”を夢にしたいと思います!

まずは納得できる作品が完成するまで、絵本ひろば投稿を続けたいと思います。

閲覧数がカウントされたり感想を頂けたりするので良い刺激になっています。

そして今後はKindleへの投稿やコンクールへの参加も検討しています。

正直、絵本を出版する為に何からしたら良いのか全然わからないので、色々と試行錯誤してみます!

なんだかワクワクしてきました。

ロックバンドで飯は食えませんでしたが、新しい夢を見続けていきます。

ご拝読ありがとうございました。


[過去記事のご紹介]


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