2020年7月の記事一覧
「公の時代」に膨張する「自分の意志ではないが自分でやった」「受動でも能動でもない」領域からの脱出方法
『公の時代』(朝日出版社)で、アーティスト集団Chim↑Pomの2人(卯城・松田)が、「個」の自由な表現の領域が、わからない内に圧迫侵害されている、という危機感を提示している。ここでいう「公」とは、国、社会、企業、第三者が求める秩序、例えば東京2020オリンピック・パラリンピック、緊急事態宣言など、そして世間からの目。「個」とは、その先端に、「公」から最も自由な存在として振り切れているアーティスト
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