種が捨てられない
夏真っ盛り。
趣味のプランターガーデンが、いつもの夏と雰囲気が違う理由は、ひとつ。
朝顔が発芽しなかった。
そう。夏だというのに、我が家の庭先に朝顔が咲いていないのは、9年ぶり。
今年は、オダマキとポピーが頑張ってくれている。
蒔いた朝顔の種がわりと古かったので、多分それが理由。きっと寿命がきたのだと思う。朝顔の種の寿命は、5年くらいだと言うから、10年くらい保管してある種は、もう諦めた方がいいのかもしれない。発芽率が悪くなりながらも発芽はしていたので、「もう(芽は)出ないかも」と思いながら、毎年捨てられないできた。(多分もう発芽しないのに捨てられない種は、朝顔だけではない)
種をまいてからヘンに寒い日が続いたのも原因のような気もするけど、9割は種が原因だろう。
「失敗に終わった」と気がついてから、園芸店に苗を探しに行ってみたのだけれど、すでに時期が遅すぎたらしく、ひとつも見かけなかった。
その時すぐに、撒き直ししておけば良かったのだ。種は大量にあるのだから。しかし、多忙にまかせて「そのうち」とかなんとか呟いているうちに、真夏になった。
そして今頃になり、やっぱり朝顔がないのはさみしいので、悪あがきをして、先週、新しめの種を蒔いてみた。高温なこともあって、すぐに発芽した。特に、去年収穫した種の発芽率は4/5。知っていたけど、やっぱり新しい種は、よく発芽する。
朝顔の発芽から花が咲くまでは、約40日。
花が見られるのは、9月の頭くらいかな。……多分去年と同じ花だけど。今年は青い花が見たかったなあ……。
お気に入りの青い朝顔のひとつ、【暁の海】。画像は、一昨年のもの。