認知特性を調べてみた
子供が、学校のオリエンテーションで適性検査があり、生徒は各自、自分のスマホでネット診断することになったそうです。うちの子のiPhoneは、アクセス制限があるために学校で診断ができず、自宅で診断することになりました。
全員購入必須のパソコンの入荷が遅れているので、各自のスマホを使わせているらしいのだけれど、学校の教育系Wi-Fiには接続させて貰えないので、各自のギガを消費しています。こんなことは想定しておらず、我が家はギガ使い放題ではないので、ヤバいです。ある意味、アクセス制限に救われている面もあるという……。学校からアクセス制限解除の依頼はないので、制限をかけたままで様子を見ています。不便でかわいそうな気もするけど、使い放題プランに変更するまでは、我慢してもらうしかないかなー……。
それはさておき、私も同じ適性検査を受けてみました。
(以前のリンクが切れたので、貼り直しておきます)
結果は、35式のものです。
ダントツで、言語抽象タイプ。
その次に高いのが聴覚言語、その次が言語映像。
言語・言語・言語。……すごく偏っている……。
言語抽象タイプは、「文字や文章を図式化してから、思考するタイプ」だそうです。自分ではそうしているつもりはないのですが、そういう思考なのでしょうね。自分でわからないだけで。
圧倒的に不得手なのが、三次元映像。確かに、空間図形のようなものは苦手です。最近のゲームの3D映像とか。RPGでも進めなくなりますね。昔の平面のドラクエ最高。
上記のサイトの説明だけでは物足りなかったので、検索してみたら、ありました。同じ言語抽象タイプの方の記事が。
こちらに書かれていた「言語抽象タイプ」の特徴が、ほぼ当てはまっていました。
・わかりづらい文章を図式化することが得意
・言葉を見るのが得意
・歴史の本を読むとき、家系図や登場人物の相関図が浮かびやすい
・英単語は書いて覚える
・初対面の人は名刺の文字で覚える
・道順は、文章か図式で説明する
・一番古い記憶は、言葉をある程度獲得した幼少期(4~6歳)以降のもので、場面には自分が登場する
・読み終わった本の中からある箇所を探すとき、どのあたりのページに書かれていたかがわかる
分かりにくい文章は、紙に分かりやすく書き直す。
「言葉を見る」の意味が、ちょっとわからない💦
家系図とか人物相関図は、思い浮かばないかな。家系図は、あまり憶えられないです。文字というよりは図形に見えるから、苦手分野かもしれません。
文字で見たものは忘れにくいですが、映像は印象に残りにくいです。映画を観ても、ストーリーは憶えているけれど、映像は朧げ……みたいな。
英単語は書くに限る。短い暗記も書くに限る。
初対面の人は、名前の字で覚える。(特に名刺はありがたい)
……この記事に、「接客業なのに、お客様の顔を覚えられない。いただいた名刺の名前と仕事ができる」と書いたのですが、まさにこれです。
視覚認識が弱くて、言語抽象タイプだったからなのか……と腑に落ちました。身近で、似たようなタイプには会ったことがありません。
地図を書くのは苦手。地図を読むのも苦手。空間認識が苦手なのが関係あるかも知れません。文章では説明できます。
一番古い記憶は、3歳くらいかなと思いますが、その時の母の言葉もしっかり覚えているので、実年齢ではなく、「言葉をある程度獲得した幼少期」ということなのかも。
読み終わった本や、解き終わった問題集のどこに何が書いてあったのかを憶えていて、探すことができます。今回の子供の高校受験では、どの問題集にどんな問題が載っていたのか憶えているので、例題探しに苦労しませんでした。「どうしてお母さんが憶えてるのに、アナタが憶えてないの?」と、よく言っていましたが、こういうことだったんですね。単に自分が得意なことだったと。この特性については、誰でもこんなものだと思っていました。
学校で、この結果を何に利用するのかは分かりませんが、認知特性を利用した勉強法や、それぞれの特性に向いている職業があるようです。
もう私は試験勉強もしないし、転職することもないと思うのですが、面白かったです。
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