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空いている12ハウスを、ようやく読んでみた。

ホロ絵企画に参加して、マジマジと自分のネイタルを見て最初に気になったのは、空きハウスだった。

主要10天体が入っていないハウスが、空きハウス。

はみんぐばーどネイタル

すっからかん、といった印象の12ハウス。
12ハウスはハウスの幅が広く、そこをヨッドのアスペクトラインの一本がさりげなく突っ切っているだけなので、視覚的にとても広々としている。

2ハウス・3ハウス・4ハウス・8ハウスも空き。改めて空きハウス全てを眺めてみると、確かに12ハウスは寒々としているけれど、2.3.4と繋がって空いているのもどうよ? と思うし、アスペクトラインがたくさん通っていて、一見忙しそうな8ハウスも実は空いているし、対角の2ハウスも空いているから、拘るべきところはここなのかな? とも思う。

ここで、まだひとつも読んでいない子どものネイタルを見てみる。

娘ネイタル

広い。そのひとことに尽きる。
こうなると、「どこが空いているか」は、あまり気にならない。
半分空いている。
このネイタルで一番に気になるのは、木星と7ハウスの天体の仲の悪さ。7ハウスの天体の位置がかなりタイトなせいか、木星とスクエア祭になっている。

どうした……😨
ラッキーの象徴木星とスクエア祭だなんて。
そして、月と7ハウスのトライン祭。

……とても気になるけれど、今回は私の空きハウスの検証に戻る。

🍀

ハウスのシステムにも数種類あり、日本はプラシーダスが多く使われているらしいということを知ったのは、ついこの前。
ホロ絵のためのホロ読みが始まった頃に、どのハウスシステムを使うかとても悩んだ。そのひっかかりをなくしてくれたのは、ホロ読み友人の「どのハウスシステムを使っても、大切なことは同じように出てくるから、大丈夫」という言葉だった。

この言葉だけでは、どのハウスシステムがいいかも分からないし、オーブをどう設定すればいいのかも分からないが、「大切なことは出る」のであればいいと安心した。

1クールの占者をしていたはるなさんが採用されている方法にすることで解決し、そのネイタルチャートを使っている。

🍀

空きハウスの読み方を調べてみた。


「ハウスに星がない」が意味することは、そのハウスのテーマが人生において「大きなテーマ」ではない、ということ。
(中略)
逆にテーマにならないということは、波風がたたないということなので、「苦労しなくて済む」とか「わざわざ取り組む必要がないので、意識にのぼりにくい」といった状態になります。

人によっては、ハウスに天体がなくても「自然と人並程度にはできる」というケースも多いです。
逆に、天体がたくさんあるハウスは「努力して、その領域を伸ばそう」とすると読むことができます。

……知らなくてもいいことを、わざわざ掘り起こしたいのが私。自分のことなら知りたい。自分に興味がありすぎる私。アスペクト選手権のときも、そうだった。

「意識にのぼりにくい」だけで、のぼってるんだから、調べてもいいよね。禁断の書ってわけじゃないだろうし。

🍀

空いているハウスのテーマを知るためには、ハウスカスプを見る。ハウスカスプの支配星の入っているハウスにより、それがどのような方法になるかを考える。

【12ハウス】
ではまず、1番気になっている12ハウスから。
12ハウスのハウスカスプは牡牛座。牡牛座の支配星は金星。私の金星は7ハウスにいる。

12ハウスのテーマ:精神、心、スピリチュアル
12ハウスに天体があれば、スピリチュアル的なことや、心のことなど、目に見えない領域がテーマです。

今参考にしているサイトでは、7ハウスはパートナーシップや結婚がテーマということだけれど、私はもう少し広く他者・人間関係と考えている。
私が、精神的なもの・心・スピリチュアルを知ったり考えたりするためには、他者が必要ということかな……。
確かに親しくなる人は、スピリチュアルが好きな人が多いし、そういう能力がある人も少なくない。
ダンナは、逆にそういうものを全く信じないひとだったので、チャレンジングな結婚をしてしまったという気もする。

……深読みせずとも、ただ単純に、生まれつき、そういうものを信じる性質である、というだけのことかもしれない。

【2ハウス】

2ハウスのテーマ:お金、仕事
2ハウスに天体がない人は、お金を使う・稼ぐについて、意識的になることが少ない人です。

2ハウスのハウスカスプは、蟹座。蟹座の月は、10ハウス。キャリア・社会的地位・天職。
きた。まんま。キャリアを積み上げて稼ぐ。天職で、稼ぐ。キャリアアップのための勉強のお金は、ケチっちゃいけない。
天職……天職を調べねば……。

多分生まれつき、お金に無頓着。稼ぐことにも使うことにも、さほど興味がない。
でも、お金はあったら嬉しい。当たり前だけど。

【3ハウス】

3ハウスのテーマ:基礎的な知性、学び、好奇心、コミュニケーション
学び好きの人は3ハウスに天体があります。逆に、3ハウスに天体がないということは、基礎的な学び(興味でセミナーに参加するとか、興味本位、好奇心での学び)に、あまり積極的ではない、興味をもたない人なのでしょう。

3ハウスはインターセプトで、ハウスカスプが蟹座。月は10ハウス。2ハウスと同じ。
「キャリア・社会的地位・天職」
学びは好きで、興味のあることなら、いくらでも勉強できる。
「好きなことを仕事にする」ので、仕事=好きなことなら学ぶ姿勢なのだろう。

いわゆる基礎教育・初等教育に抵抗がないという意味で、学びに興味を持たないとも言えるか……?

【4ハウス】

4ハウスのテーマ:家、家族、家庭
4ハウスに天体がなければ、家庭、家族、家系、住居といったものに、そこまで大きなテーマを抱えないということになります。

4ハウスのハウスカスプは獅子座。太陽は6ハウス。6ハウスは、労働・奉仕・健康。
家事をすること、家族を思いやり、みなが健康で幸福でいられるようにすること。以上。普通の生活。

【8ハウス】

8ハウスのテーマ:生、性、継承、金融、人や組織との感情的に深いつながり
8ハウスにテーマを持つ人は、事業や遺産を継承する場合があります。自分ではない他者や組織から、金銭や仕事なども巡ってくる人です。

ハウスカスプは山羊座。土星は1ハウス。
お久しぶり。土星次長。
1ハウスは、自己・パーソナリティ・アイデンティティ。

鏡先生監修のバイブルによると、8ハウスは「人生の暗い側面に出会うことが多い場所」となっている。これは正直に「空いてて良かった」と思った。

空いてはいるけれど、人との繋がり(表面的でない部分)の面で、自分自身というもので勝負しなければいけないということではあるまいか。

人間力か……重い。
そしてよりによって、土星次長。


空きハウス検証によって、気になったことは、

自分の天職

自分の人間力

だった。

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