美しき構造を創り、世界の尊厳を守る。
自分の理念を言語化するためのワークショップに取り組んだ結果でてきたのがタイトルにある「美しき構造を創り、世界の尊厳を守る。」だ。
そこに至るまでの道筋を追ってみよう。
Step1:過去を振り返る
自分の過去を振り返ってみた。
ここで公開する気はない。ただ、2010~2023にかけて侮辱を受けたり賞賛を受けたりいろいろあったなという事だ。
Step2:5つのワードに抽出
Step1で明確になった考えをもとに自分の経営理念に近いワードを拾い出し、それに近い過去を当てはめる
1.仕組み 務めてきた全ての会社でデータを整理し算出する仕組みができず膨大なデータを多大な労力を費やして操作していたが、データの構造を作ってデータを一括で操作する技術を身に着けて、操作時間が一気に減った。また、仕事や生活を仕組に当てはめる事で、思考が明晰になり悩む事が少なくなった。
2.敬意 新卒で入社した会社で、大勢の場で叱責されたり、私の仕事と思い込んでその仕事を攻撃してきた人が別の誰かの仕事となると途端に攻撃をなかった事にするような扱いを受けるなどをして、侮辱された。受動的攻撃状態になりゆっくりと腐った。モノを隠すなど、つまらない嫌がらせをされているとき、仕事が進まないこと以上に、そんな侮辱を受けるのがただただ悲しかった。しかしながら、新しく入った職場で、自分の仕事のつたない部分と良い部分を合わせてみて同格なものとして敬意をもって扱われることで自信と相手へ貢献しようとする意識を取り戻せた。
3.正確さ 部署の都合で原価を歪めて報告したり、検査や試験の結果を修正したりして、会社を衰退させる仕事に携わった。あれは本当に嫌な仕事だった。意味がないどころか有害でしかない仕事だった。対して仕事の手順を整理して、やるべきことや守るべき基準を整理して手順書を作成して楽しかった。また、新卒で入った会社で重役に過大評価されたり、先輩からバカ呼ばわりされて、自分への評価と実力のアンバランスさに苦しめられた。
4.論理 計測器の仕様と説明書から日次の校正方法を作成したり、それまで惰性でやっていた試験をする理由を文献から整理してまとめるのは心から楽しかった。そうすることで何故、自分がこの仕事をやっているか分かった。また、そうして整理した論理は他部署からの横やりなどから我々を守ってくれた
5.創造 上記の「仕組み」「手順」「論理」を創造するのは非常に楽しい!数学やプログラミングや文章そのものでも、0から、あるいは既存のものを流用しても、何か新しいものを創る事はそれがただの書類であっても非常に楽しかった。
Step3:以上を文章にする
私は、混沌とした情報を筋道立てて整理を行い誤謬を解体し、新たな概念を作りそれを体系的にまとめていく事で生れる構造を愛し、人が侮辱されず敬意をはらわれる共同体を愛している。私は、美しき概念と構造を創造し、人々が無知と悪意に苦しめられず、正当に評価され対価を支払われる世界の実現を望んでいる。
美しき構造を創造して、構成員が尊厳を保持できる共同体を望んでいる。
Step4:短く理念を語る
短く言うと私の理念は
「美しき構造を作り、世界の尊厳を守る。」だ。
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