【日常】病院の談話室には人間ドラマがある
旦那さんの手術中は談話室で待っててくださいとの事。
2時間〜5時間ほど掛かるらしく待ってる間、本と温かいお茶とお菓子を持ち込み長時間の待機に備えました。
始めは本を読んでたのですが飽きてちょっと寝てみたり起きて周りの様子を見てますと皆さん色々な事情があるそうでついつい耳をすましてしまいました。
ご高齢の男性は看護婦さんと話していてどうやら予定外の入院で「調子が悪いなら病院へ行こう」と奥様に前から言っていて悪化してようやっと病院へ足を向けたらこの状態だと悔しそうに話していたり
ピンチヒッターで息子のお嫁さんが付き添いに来てるので書類のサイン私で大丈夫ですかと聞いてたりコロナで面会の規制があるので人もまばらですが色んな人が予期せぬ事態に慌ててる様子です。
そして夕方頃になると夕日が沈むの見に患者さんがちらほら訪れ、またまた同室の方が居合わせたらしく二人で夕日を見ながら身の上話を語っていました。
出産でしか入院したことがないのでわかりませんがコロナで面会も規制があると心細くなるのできっとこういう触れ合いが心の支えになるんだろうなとおもいました。
日も落ちて薄暗くなった頃、談話室に来た患者さんが「ご家族さん手術中?」
と声をかけてくれました。
どうやら昼間に見かけてまだいてたので声をかけてくれたようで「待ってるのも大変でしょ」
と気遣ってくれました。
3時間半ほどで手術は無事終わりました。
説明の時に色んなリスクを聞かされるので戦々恐々してましたが無事終わってくれて良かったです。