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衝動買いのフルサイズ

少しずつ、カメラが重く感じるようになって、一昨年、手持ちのAPS-C一眼レフカメラを手放して、軽いカメラに買い替えました。
新しいミラーレスカメラはマイクロフォーサーズ。それは軽くて、快適でした。ただ、ずっと単純な操作しかしてこなかった私には、たくさんの機能ボタンやダイヤルがあって、誤操作が絶えません。
触ったつもりがないところを触っているようで、なんだかモタモタ…
でも、軽くて持ち出すのが苦にならず、気に入って使っていました。

ところが…先日、いつも使っているレンズの調子が悪く、いちどカメラショップで見てもらおうと軽い気持ちで出かけて、ついでに最近のカメラをいろいろ、いわゆるウィンドショッピングをしていたとき、フルサイズなのに小さくて軽い機種を手に取ってしまいました。
「えっ?」
「軽い! 持ちやすい! 液晶きれい!」
Nikon Z5との出会いでした。

さて…レンズは?
Zレンズは、どれも高価で重いので、ありえない。
そして、私は、ズームより単焦点のほうが好きっぽい。
というわけでチョイスしたのが、40mm f4。どうかな…。
なんと、いままで使ってきたレンズのなかでも、イチニを争う軽さと安さです。

雨で外に出られず、試しに、家の中で置物を試し撮り。
確か、これが最短距離ぎりぎりまで近づいて撮ったもののはず…

ところが…E-M5 Mark IIIは、マクロレンズなら、これよりまだまだ近づける…
今更の実感でした。

結局最短まで近づいたら、こんなに大きくなってしまって、もはや何の写真なのか判別不能。(上のピンクのバラの下にちょこっと移っている蕾です。)


ところで、タイトルの彼岸花の写真は、マンション下の公園での彼岸花。記念すべき、お散歩Z5初ショットです。
何も考えずただ撮っただけ。40mmってこんな大きさだったんだ…というのが、正直な感想です。

いつも、散歩中に、リードをもったまま愛犬が撮りにくくて苦労してました。いつも近すぎるんです。いつも、お尻しか入らなくて…。
一番軽いエルマちゃんと一緒の散歩が多かったのですが、よく考えたら、45mmのレンズでは、換算90mmになっていたのでした。
そりゃそうですね…😅

40mmそのものの世界も悪くない。
これからは、40mmf2ちゃんと一緒に散歩に行って、つくし君もたくさん撮ってあげられそうです。