【DTMクラシック】フンメル/ピアノ連弾用歌劇「フィンランドのヨハン」序曲、ニ長調,Op.43

【打込音源】フンメル/ピアノ連弾用セレナードとしての歌劇「フィンランドのヨハン」序曲、ニ長調,Op.43
1.Adagio ma non troppo. 0:06
2.Allegro vivace. 2:50

プログラミング:2020年
使用ソフト:Music Pro for Windows Plus
データ作成&ミックスダウン:2020年
使用Daw:Singer Song writer V.10
使用音源:GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5


 今回の打ち込みは、フンメル/ピアノ連弾用セレナードとしての歌劇「フィンランドのヨハン」序曲、ニ長調,Op.43です。
 この当時流行った「フィンランドのヨハン」という小説(最下部参照)をもとにした歌劇ですが、いったいどんな歌劇かわかりません。おそらくですが、何人かの作曲家の合作によるオペラで、フンメルは序曲を担当したものと思われます。さらにその原曲も不明。残っているのはこの4手用にアレンジされたバージョンだけ。

 曲は重々しい足取りのニ短調の序奏から始まります。主部に入ると一転してひょうきんな明るいメロディーが軽快に走り始めます。ドラマチックというより、パントマイムや当時のバレエ音楽によくあるような主題。軽快かつ楽しげに連弾が続きますが、展開部は短いながらもなかなか聞き応えのある、4手演奏ならではのピアノテクニックが展開されます。まぁ、はっきりいうと、この曲を聞きたいとおまう人は全世界にほぼいません、というか存在自体知られてないでしょう。ただし、Amazon Musicで、MP3での生演奏が販売されていてびっくりします。
Overture to Johann von Finnland, Op. 43 (Version for Piano 4 Hands as Serenade) https://www.amazon.co.jp/dp/B00JVE668Q/ref=cm_sw_r_cp_api_fJeHFbG73290C
ぼくはこの演奏聞く前に作成していたのですが、ほぼおんなじようなテンポ感で作れてましたね。めでたしめでたし。


-----その他情報-----
ヨハンナ・フォン・ヴァイセンツルン:フィンランド公爵ヨハン。
必要な演劇の変化を伴う、物語の後の5幕のドラマ

初版:Neue Schauspiele、第1巻、ウィーン(カウルフスとアームブルスター)1817。1811年10月1日、初演、ウィーン、ブルク劇場

Johanna Franul vonWeißenthurn:新しい演劇。 ボリューム1-2、ウィーン:Kaulfuss&Armbruster、1817; 13.巻、ウィーン:J. B. Wallishausser、1834年。
シリーズの編集者:Michael Holzinger
写真を使った表紙デザイン:ヨハンナ・フォン・ヴァイセンツルン(リトグラフ、1830年頃)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?